名古屋駅JRゲートタワーのイルミネーションと映画くるみ割り人形(1979)
一昨日は女子(?)会、昨日は知人の写真展のお手伝いと、珍しくアクティブに動いていました。
名古屋駅を通ったら街はクリスマスモード一色。人々も浮かれポンチ。
幸せそうなカップルであふれてたよ。
う、うらやましくなんかないからね!
(´;ω;`)ブワッ
名古屋駅のJRゲートタワーのクリスマスツリー。写真がちょっと暗くなってしまいましたが、実際はもっと明るくキラキラしています。
ぶつくさ言ってても街がキラキラしてると気分が華やぎますね。
フォトブースにはくるみ割り人形の飾り付け。
くるみ割り人形というと、幼少期に観た人形アニメーション映画「くるみ割り人形」(サンリオ・1979)を必ず思い出します。
サンリオ映画「くるみ割り人形」(1979)は、可愛い主人公の女の子とカッコいい王子様が出てくる子供向けのファンタジー映画。
なのですが…。
妖怪みたいなおじいさんとか襲いかかる2つ頭の白ネズミが出てきてとにかく怖い!
幼少期の管理人にとってはホラー映画でしかありませんでした。
それ以来、くるみ割り人形のイメージがすっかり「ホラー」で定着してしまった管理人。今でもくるみ割り人形を見ると怖いと感じてしまいます。
ストーリー自体は「真実の愛」がテーマのハッピーエンドなので、もう少し成長してから見ていたら違う印象だったのでしょうけど(^_^;)
って書いてたら懐かしくなってこの映画をググってみたら、Youtubeにありました。
サンリオ映画「くるみ割り人形」予告編 Nutcracker Fantasy Trailer (1979)
しかもこの映画、2014年にリメイクしてたんですね。
ストーリーはほぼ当時のままで、声優に有村架純や松坂桃李を迎えて3Dリメイクされたそう。えーっ!やるなぁサンリオ。
…ちょっと見てみたい気もするw
ポインセチアの育て方:私的メモ
昨日のお散歩は4000歩。 結構歩いたつもりでも歩数は意外と伸びてなくてビックリする。「えーっ!あんなに歩いたのに!?」って。
1日6000歩を目標にしてるのだけど、お散歩だけで達成しようと思うとなかなか大変だ。たかが6000歩、されど6000歩。
さて、この赤い花はポインセチア。別名はクリスマスフラワー。
近くの花屋で安売りしてたの、思わず買ってしまった。
私は花をすぐに枯らしてしまう「ブラウンサム」なので躊躇したけど、「安売り!今日まで!!」のポップに負けた。
今度こそ無事に育ててみせる…つもり。あまりに自信がなくて「!」が付けられないw
ポインセチアの育て方をいろいろ調べてみたら、意外と冬の寒さに弱いことがわかりました。冬の観葉植物だから寒さに強いとばかり思ってました。びっくり!
それに葉の色も様々あるんですね。赤と緑しか知りませんでしたが、ピンクや紫もあるようです。ピンクのポインセチア、見てみたいなぁ。
今回調べたことを自分のメモ兼ねて書いておきますね。
ポインセチアの特徴
- メキシコ原産の常緑低木
- 耐寒性:なし
- 観賞期間:11月~2月
- 葉色:赤、ピンク、白、緑、黄、紫など
ポインセチアの置き場所
- ポインセチアは寒さに弱く日なたを好むため、窓辺など日当たりの良い場所に置く。
- 但し、冬の窓辺は日が沈むと急激に冷え込むので注意。(10℃を下回ると葉が落ちる)
- 7~8月は明るい半日陰で、風通しのよい場所に置く。
ポインセチアの水やりの仕方
基本
土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいに水やりをする。
冬(鑑賞期)
水やりを控えめにし、土をやや乾かし気味にしする。
葉の傷みを防ぐために時々葉水を与える。
春~夏(生育期)
状態を見ながら、朝の水やりだけでは足りないようなら夕方にも水やりする。
注意点
鉢受け皿に水が溜まっていると根腐れを起こすので、溜まった水はちゃんと捨てる。
17日間の修行in北海道(7)迫力のマッコウクジラ
羅臼では7月下旬から10月頃にかけてマッコウクジラを見ることができます。特に8月9月が遭遇率が高いそう。
マッコウクジラは世界に広く分布しており、日本ではオス(体が大きくて大迫力!)を羅臼で、メスと子(仲睦まじくて微笑ましい♪)を小笠原諸島で見ることができます。
マッコウクジラが上げる噴気(ブロー)に虹が架かりました。とっても綺麗!
潜水する時に尾びれが見えます。
マッコウクジラは潜水時間が長く、一度潜ると40分くらい上がってきません。どこに上がってくるかもわからないし、次に遭遇できるとも限らないので、潜水シーンの撮影チャンスは基本的に1度だけと思って撮影に臨みます。
潜水の様子が少しでも伝われば…と思って潜水シーンを並べてみました。左上から123、真ん中の列左から456、下段左から789と順に見てください。
きれいに上がった尾びれ。
上の潜水シーンの真ん中の写真と同じに見えますが、実はそれよりももう少し深く潜ったところで、海面に出てる尾びれは潜水シーンの真ん中よりも綺麗に垂直に上がってるんですよ。
…っていう撮影者の自己満足です(笑)
ここでちょっとだけマッコウクジラの図解を。え、マッコウクジラに見えない?…おかしな部分は脳内補完でよろしくお願いいたします。
普段、海面から見えるのは体の一部だけ。ほとんどは水面に隠れています。見えてる部分だけでもかなり大きいので、「これで体の一部なの!?」と驚きます。
私が見た時はだいたいこんな感じで、鼻孔と背びれの一部が見えてるくらいでした。
赤丸で囲った部分が鼻孔です。マッコウクジラの鼻孔は頭の左上方に一つだけ。だから噴気(ブロー)が左斜め前になるんですね。
潜水前に体を大きく曲げたところ。ゆっくりした動きでぐわっと潜っていく様は、私まで一緒に飲み込まれてしまうんじゃないかと思うほどー…というのは少々大げさだけれど、でも本当にダイナミック!
船の上から見た羅臼岳。
ホエールウォッチングの服装
船の上は平地よりも寒いです。防寒着は必須!特に私のようにずーっとデッキにいたい人はしっかり防寒対策してください。
参考までに、私の防寒装備を書いておきます。
平地20℃以上の時(平地での服装:半袖Tシャツ+登山パンツ)
長袖のネルシャツ+薄手ジャケット+レインジャケット+手袋+帽子+レインコート(船で貸出してくれるもの)
平地20℃以下の時(平地での服装:アンダー+長袖Tシャツ+登山パンツ)
薄手ジャケット+フリースジャケット+レインスーツ上下+手袋(防風)+帽子+レインコート(船で貸出してくれるもの)+これでも寒い時は更にユニクロのインナーダウン
アンタそれ着すぎじゃないの?と思われるかもしれませんが、これくらい着ておかないとデッキで波しぶき浴びた時に悲惨です。凍えます。
羅臼(と船上の寒さ)ナメたらヤバイよ!
おススメの酔い止め
船酔いの味方、酔い止めのご紹介を忘れていました。私はあまり乗物酔いしないタイプですが、万が一酔ったらシャレにならないので酔い止めは必ず飲みます。船酔い怖い(+_+)
おススメはアネロン「ニスキャップ」。
乗船30分前に1回飲めば1日効きます。持続時間の短い酔い止めもある中、この持続力は嬉しいです。乗物酔いが起きてからでもすぐに飲めば効くそうで、乗船30分前に飲み忘れても安心です。
漁師さんに薦められて飲んでますが、今のところ船酔い回数ゼロ!近所の薬局で安売りした時にまとめ買いしてます(笑)
- 出版社/メーカー: エスエス製薬
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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ホエールウォッチングできる観光船
私が乗ったのは知床ネイチャークルーズですが、ホエールウォッチングをやっている観光船は他にもあるのでリンクを貼っておきますね。
17日間の修行in北海道(6)振り返ればエゾシカ
本日は私が(一方的に)心を通わせてしまった、羅臼で出会った牡鹿の写真です。
出会いは突然に。至近距離での出会いにビビる。
彼は推定1~2歳のエゾシカ。人間に換算すると10~15歳。まだあどけなさの残る瞳にキュン!
私の存在など意にも介していないように平気でどんどん近付いて来る。警戒心なさすぎじゃないかい…?
真っ白なオチリ。鹿は、警戒時にはこのお尻の白い毛をぶわっと逆立てます。
手を伸ばせば届きそうな場所まで来て寝そべる。
時折見せる、辺りを窺う素振り。一応人間(私)はあなたのすぐ後ろにいますが…。
あまりにフツーにそばに来るから、ここを奈良の鹿公園と錯覚しそうになる。鹿せんべいは持っとらんぞ。
彼は、ふらりと寄ったある場所に一頭でいた。出会った時から警戒心のかけらもなく、私の周りをうろつき草を食んでいた。
羅臼の市街地では日頃から普通にエゾシカが徘徊しているけれど、ここまで近寄ってくるのは初めて。その警戒心のなさに驚きつつも、彼との間に(一方的に)心通じるものを感じた私は、時間の許す限り彼に会いに行った。
彼はいつも私の存在に気づいても逃げることなく、ひたすら草を食み、腹が膨れると私のすぐ近くまで来て寝そべった。
彼が草を踏む音と私がシャッターを切る音、風の音、鳥の声ーそれだけがある世界。穏やかに過ぎる時間は、心身ともに疲弊していた私を癒してくれた。あの時に見た羅臼岳の美しさは格別だった。
行けたのはほんの数回。会えた牡鹿がいつも同じ鹿だったという確証もない。でも、私は同じ鹿だと思っている。
北海道ではエゾシカは個体数調整の対象。つまり駆除対象。羅臼でも毎年定められた期間にエゾシカの駆除が行われている。
増えすぎたエゾシカによる様々な被害はそこに暮らす人達にとって深刻で、放っておいたら自然も守れない状況にあるので、個体数調整は致し方ないことと理解している。
けれど…。
こうして目を見て写真を撮ってしまうと情が湧いてしまう。
彼は今も元気にしているだろうか。無事だと信じたいと思うのは、内地の人間のエゴかもしれないけれど。
17日間の修行in北海道(5)シャチの骨格標本と間歇泉
本日は、このブログに度々登場している羅臼ビジターセンターと、そのすぐ側にある間歇泉(かんけつせん)をご紹介します。
ビジターセンターには羅臼滞在中なにかとお世話になりました。羅臼湖や熊越の滝など知床横断道路方面へ行く時の拠点ですし、実は私、この近くに出没する牡鹿と心を(一方的に)通わせてしまって…。時間が許す限り会いに行っていたのです。と言っても行けたのはほんの数回ですが。
牡鹿に会いに行く度にビジターセンターにも立ち寄っていたので、センターの職員さんには不審者と思われていたかもしれません。またお前か!的な。通報されなくて良かったです。
とまあ気持ち悪い話はここまでにして、ビジターセンターは羅臼観光における便利スポットなのでご紹介しておきますね。
知床国立公園 羅臼ビジターセンター
人と自然を結ぶ拠点として、知床の自然や歴史に関する展示や情報提供を行っている施設です。数やサイズに限りがありますが、長靴の貸出もしています。
ここの職員さんは知床の自然に詳しいので、わからないことはぜひ聞いてみてください。
ここには2005年に流氷に挟まって亡くなったシャチの骨格標本があります。
全長7.65mのオスのシャチ。
2005年2月7日、羅臼町相泊でシャチの群れ12頭が流氷に閉じ込められ、うち9頭が亡くなるという痛ましい出来事がありました。
長年シャチ研究をしている方たちから伺ったお話では、亡くなった9頭のうち3頭は子供のシャチで、大人たちは自力で逃げられたのだけど、子供たちは自力で逃げることができず、子供たちを置いていくことができなかった大人たちも一緒にその場に留まった様子だったとのこと。
大人のうち一頭は、両手で子供を守るようにして亡くなっていたという噂もあります。
なんと痛ましい…。
シャチは愛情深い動物です。そして、社会性が高く、人間と同じような哀悼の感情も持つと言われています。この骨の主の最期を思うと、やるせない気持ちでいっぱいになる管理人です。
骨格標本の隣にあるフィギュア。いいなぁ。欲しいなぁ。
所在地など
〒086-1822 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27
TEL:0153-87-2828
休館日:1月4日 - 12月28日、月曜日及び年末年始
開館時間:5月 - 10月は9:00 - 17:00 / 11月 - 4月は10:00 - 16:00
駐車場あり(40台、無料)
入場無料
web:羅臼ビジターセンター
間歇泉(かんけつせん)
間歇泉とは、周期的に噴出している温泉のこと。羅臼の間歇泉は北海道指定天然記念物です。
噴出が止まった過去もあり、周期も不安定なよう。私が行った時は1時間に1度くらいの感覚で噴出していました。ビジターセンターの入り口に行き方案内と噴出予想時刻が設置されていますので、行く前に要チェック☆
プシューっと出るのは十数秒。あっという間でした。噴出前には徐々に煙が立ち上り始めるので、煙が出始めたらカメラ準備!
行き方
ビジターセンターの駐車場の脇に間歇泉入口があります。そこから徒歩5分ほどです。
間歇泉からビジターセンターに戻る道。
注意点と必需品など
服装
ビジターセンターと間歇泉に行くだけなら、動きやすい服装でOKです。雨の後は大きな水溜りができるので、汚れてもいい靴で行かれることをオススメします。
虫(蚊やダニ)がいるので、虫除けスプレーもあった方がいいです。
クマ ( ̄(エ) ̄)
いないとは言えないでしょうけど、まず大丈夫かと。間歇泉のところに登山道の入口があるので、むやみに入らないようにしましょう。
飲食物の持ち込みは気をつけて
毎回同じ事を書いていていいかげんしつこいですが(笑)、羅臼(というか北海道全域?)では外での飲食は気をつけてください。
アクセス
羅臼の道の駅からビジターセンターまでは3.4km。ママチャリでも行ける距離です。
徒歩旅の方
路線バスで「羅臼温泉」下車。そこから知床峠に向かって徒歩10分程度です。
路線バス時刻表
阿寒バス時刻表
車やバイクの方
羅臼側から知床横断道路を5分ほど進むと右手にあります。無料の駐車場あり。
GRAPEVINE club circuit 2018
昨日はGRAPEVINE(以下、バイン)のライブツアー「GRAPEVINE club circuit 2018」に参戦しとりました。
超久々のボトムライン。
若い頃は平気で出入りしていたのに、こんなおばさんが立ち入っていいのかしら…とちょっと緊張してしまう。
けど、さすがバイン。おっさんバンド。私と同年代と思しき参戦者が多く、かなりホッとしてライブを楽しめましたw
バインを知ったのは1999年。シングル「光について」。どこかの店でかかっていたのを一瞬聴いただけで「なにこれ好き!」と虜になったのが始まり。
気づけばファン暦20年か。随分長くファンしてるんだなぁ。
いつだったか誰かが「バインの曲はするめのようだ」と言ったけど、実に言い得て妙だと思う。
噛めば噛むほど味が出る、聴けば聴くほど効いてくる。最初はイマイチに感じても、2度3度と聴くうちにヤミツキになってくる。
そろそろ飽きてきたかな。最近聴いてない曲をiTunesから消そうかなーそう思っても、改めて聴き直すとやっぱりいい。どの曲も消せない。
そうやって私のiTunesには結局すべてのアルバムが入っている。
ライブは相変わらず良かった。最高。派手な演出も仕掛けもない。MCも必要最小限(でも面白い)。ただ純粋に音楽だけを楽しめるライブ。
ひたって笑って、あっという間の2時間でした。
ありがとうバイン!来年の22周年ライブも参戦するよ!
ただ…終演後の腰痛がそろそろキツくなってきたんだけどもどうしよう(笑)
17日間の修行in北海道(4)熊越の滝
羅臼滞在中に私が行った観光スポット2つ目は、羅臼八景のひとつである熊越の滝(くまごえのたき)です。
実は私、ここにはあまり興味がなく正直行きたくなかったのですが(連日早朝から深夜まで業務があり、平均睡眠時間3時間。休みもまったく無しだったので、それよりも休憩時間が欲しかった)、民宿の宿主に連行されました。
過・労☆
の文字が脳裏を掠めた瞬間でした。まあ、それはさておき。
熊越の滝
知床峠の麓に位置する、羅臼側で一番の巨瀑。その落差15m。
知床横断道路沿いにある「熊越の滝入口」から森の中に入っていくと、20分ほどで展望台に到着します。
鬱蒼とした森をずんずん入っていきます。
樹齢200年以上のダケカンバ、ミズナラ、イタヤカエデ、ヤチダモなどの巨木がそびえ立つ森は、ジブリの世界さながら。
ジブリ好きな人には素敵空間かもしれないけど、今の私にはジブリよりきゅ・う・け・い。森よりお・ふ・と・んが欲しいわけ。わかる?そもそもナウシカに至ってはトラウマだし(原作読んでトラウマになりました)、ペッペッペーだわ!
と心の中でジブリに謎の八つ当たりをしながら、黙々と山道を歩くこと約20分。展望台に到着です。
展望台から見た熊越の滝。
この滝には
昔、羅臼の猟師が親子連れの熊をしとめようとして、この滝の前まで追ってきた。すると母熊はせめて子熊だけでも逃がそうとして、滝を越えさせようと下から押し上げた。その姿を見て母子愛に感動した猟師はうつのをやめました。それ以来、羅臼の熊は人をおそわなくなったという話があります。
-展望台の看板より-〔原文ママ〕
なんて逸話が残っています。
展望台からしばし滝を眺め、ここで引き返すのかーと思いきや!宿主氏は滝壺まで行くと仰る。いや、ここでもう十分なんですけど…とは言えず。
展望台から滝に向かって下り、川をジャブジャブ入って滝壺まで行きました。
間近で見る落差15mの巨瀑。カメラが濡れるのがイヤであまり近づきませんでしたが、それでも迫力満点でした。
水量の豊富さと勢いに圧倒されて撮った水のアップ。勢いが少しでも伝わればいいな。
帰りは来た道を戻ります。
熊越の滝入口からの道のり
最初はわりと平坦な山道ですが、途中から急登になります。羅臼湖のようなぬかるみはなかったけど、土が砂のようにサラサラで滑りやすかったです。
展望台から滝壺まで
長靴を履いていれば滝壷まで行けます。ただ、急勾配でよく滑る山道を川に向かって下りるため、足元に気をつけてください。
時々補助的に設置されている階段や木道は、安心して体重をかけると足場や手すりがぐらつく仕様になっているので、あまり過信せず、自分の体は自分の体幹で支えるよう意識してください。ある種の体幹トレーニングです。
最後は川をジャブジャブ歩けば目の前に滝。
…とまあこのように、あまり整備されていないので羅臼湖より秘境感があります(笑)
注意点と必需品など
服装
距離としては400m程度ですが、山の中なので軽登山装備がいいと思います。また、滝の近くまで行かれる場合は、川の中に入りますので長靴も必須。
あと、虫(蚊やダニ)が結構いるので虫除けスプレーも必須!
トイレ
公衆トイレはありません。携帯用トイレが使えるブースもないので、トイレは滝に行く前に羅臼ビジターセンター やらうす第一ホテルの前にある公衆トイレなどで済ませて行きましょう。
クマ ( ̄(エ) ̄)
います。ここもヒグマの生息域です。
ガイドさんをつけるほどではないと思いますが、クマが活動する朝夕を避ける、声や音を出して歩く、クマ鈴をつけるなどの対策はした方がいいです。
飲食物の持ち込みは気をつけて
ここに限らず、羅臼(というか北海道全域?)では外での飲食は気をつけてください。
アクセス
羅臼から知床横断道路を進むと、左手(長いシェルターの入口手前)に「熊越の滝入口」があります。
徒歩旅の方
路線バスで「羅臼温泉」下車。そこから知床峠に向かって歩きます。2kmくらいでしょうか。峠の坂道なので結構キツイけれど、道中には羅臼ビジターセンター や熊の湯(露天風呂)があるので、休憩もできるし汗も流せます。ちょっとしたハイキング気分で行ってみてはいかがでしょう(o^^o)
※路線バスは期間限定のうえ本数が少ないので、ご利用は超計画的に!
路線バス時刻表
阿寒バス時刻表
車やバイクの方
駐車場として整備された場所はありませんが、入口の向い側に2~3台停められるスペースがあります。そこが満車の時は、熊の湯駐車場か羅臼ビジターセンターに停めて、そこから1kmほど歩くと「熊越の滝入口」に着きます。
行く前には情報収集を!
注意事項などが聞けますし、簡単なルートマップも無料配布していますので、滝に行く前に羅臼ビジターセンターにも寄ってみてください。最後のトイレポイントでもあります。
おまけ:秘湯 熊の湯
私は外から見ただけですが、人気スポットなので少しだけ触れておきます。
熊の湯は、有志の方が管理している野湯です。
タオル、石鹸などはないので要持参。ロッカーもありません。湯は熱め。っていうか多分すごく熱い。羅臼の人、あっつい湯が好きだから(笑)
すぐそばに知床国立公園羅臼温泉野営場があり、地元の方、キャンパー、旅行者などでいつも混雑しています。私がいた民宿のお客様にも熊の湯は人気で、お風呂は宿でなく熊の湯に入りに行く方が多かったです。
詳しいことは、下記サイトに網羅されていますのでご参考までに。
秘境温泉 神秘の湯(羅臼温泉 熊の湯のページ)
上記サイトやじゃらんなどの口コミに散見される「マナーうるさい」問題ですが、私が滞在中も「お湯はいいけど地元の常連に怖い人がいる!」という噂をよく耳にしました。
脱衣所に入浴十か条が貼られているそうなので、よく読んでからご入浴ください~。