京都神社巡り|秋の伏見稲荷大社でお山めぐり
またもや更新が止まっておりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は前回の続きである、京都神社巡りの旅2日目の後半をお送りします。
2日目は晴明神社、六角堂と巡り、最後にこの日のメインイベントである伏見稲荷大社(以降:伏見稲荷)に向かいました。
六角堂から伏見稲荷までは地下鉄と京阪電車を乗り継ぎ、20〜30分程度で到着しました。詳細は後述のアクセス情報にまとめますね。
稲荷山|伏見稲荷大社とは
伏見稲荷大社は全国の稲荷の総本宮で、「お稲荷さん」の愛称で親しまれています。朱色の鳥居が無数に立ち並ぶ千本鳥居が有名ですね。
背後には標高233mの稲荷山がそびえ、山全体が神域となっています。稲荷山は一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰と三つの峰から成り、山中に7つの神蹟(神様がお鎮まりの場所)とおびただしい数のお塚(個人が信仰のために建てたお社や祠)や鳥居が立ち並んでいます。
この稲荷山を登り神蹟やお塚を巡拝することを「お山する」といい、その昔かの清少納言も参詣したそうです。管理人もこの旅の最大の目的を「お山する」こととしており、無事に登りきることができるか朝からドキドキしていました。
伏見稲荷大社|本殿〜奥社
京阪電車「伏見稲荷」駅を降りて少し歩くと裏参道の商店街に着きます。
露天が立ち並び賑やか!お正月みたいですが秋の平日です。
(※露天は2019年に全て立ち退きとなったようです)
少し歩くと立派な鳥居と桜門が見えてきました。
二番鳥居。
裏参道を進むと桜門と二番鳥居の間くらいのところに出ますので、ちょっと戻って二番鳥居をパチリ。思わず息をのむほど大きくて立派な鳥居です。
壮麗な桜門。つい見入ってしまいます。こちらは天正17年(1589年)に豊臣秀吉が造営したと伝えられており、国の重要文化財にも指定されています。
桜門にいらっしゃる大きな狛狐。伏見稲荷にはあちこちに狛狐が配されており、だいたい稲穂や鍵、玉、巻物のいずれかを咥えています。こちら桜門の向かって左側の狐さんは鍵を咥えていました。真面目そうなお顔ですね。
こちらは桜門の向かって右側におられる狛狐さん。玉を咥えています。左の方よりちょっとヤンチャな感じ?w
桜門をくぐり拝殿から本殿を覗くと、本殿の周りは大混雑。それもそのはず、この日は火焚祭で全国や海外から大勢の人が神事を一目見ようと集まってきていたのです。
火焚祭とは一年の収穫に感謝を捧げる神事で、護摩木を焚き上げて行います。伏見稲荷の火焚祭は焚べられる護摩木が10万本以上にのぼり、全国一のスケールを誇ります。
本殿の周りは人・人・人!大混雑で近寄れません。本殿を参拝するのは諦めました(^_^;)
本殿をさらに奥に進むと奥社奉拝所に通じる階段がありますので、どんどん登っていきます。
階段を登りきると、かの有名な千本鳥居が現れます。なんともいえない神秘的な空気…。圧倒されます。
奥社奉拝所はこの先にありますので、進んでいきましょう。
しばらく進むと分岐点が現れます。が、右側通行ですので右側の鳥居を進みます。
びっしりと建てられた赤い鳥居群の美しく神秘的な様は、この世であってこの世でないような、人ならざるものの住まう世界に迷い込んでしまったかのような、なんとも不思議な気持ちになります。
鳥居を抜けたら奥社奉拝所です。混雑がすごかったので全体の写真は撮れませんでしたが、リラックマがいましたのでそれだけ撮ってきました(笑)
奥社奉拝所の「おもかる石」とおみくじ
奥社には拝殿の他に御朱印やお守りなどの授与所と、願い事が叶うかどうか占える「おもかる石」があります。
「おもかる石」とは、お賽銭を入れてからお願い事をして、用意されている2つの石のうちのどちらか一方の石を持ち上げると、その重さが予想より重かったか軽かったかでお願いが叶うか、叶えるためには相当な努力を要するかがわかるーーというもの。人気スポットでいつも大勢の人が並んでいます。
管理人はこの時(2017年)は持病の関節リウマチが活性化していて結構辛い状態でしたので、「この病気が少しでも良くなりますように」とお願いして「おもかる石」を持ち上げました。思ったより軽かったので、信じきるわけではないけどちょっとだけ未来に希望をもてた記憶があります。
ただ、それから徐々にですが症状が改善して、2022年現在は当時と比べればかなり元気になっています。そう考えると「おもかる石」は当たったように思います。不思議ですね。
それから、奥社ではおみくじも引きました。それがな、なんと大大吉!大吉のさらに大吉!?ひぇ〜生まれて初めて見ました。
この後さらに奥に進み稲荷山を登拝する予定でしたので、幸先の良いおみくじに勇気をもらえました。
伏見稲荷大社と奥社の御朱印
伏見稲荷大社(左)と奥社(右)の御朱印です。奥社は書き置きでした。
伏見稲荷大社 基本情報
〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL:075-641-7331
FAX:075-642-2153
web:伏見稲荷公式サイト
伏見稲荷のアクセス
【電車】JR奈良線「稲荷駅」より徒歩すぐ または 京阪本線「伏見稲荷駅」より東へ徒歩5分
【市バス】南5系統「稲荷大社前」下車 東へ徒歩7分
【自動車】名神高速道路 京都南インターから 約20分
または 阪神高速道路 上鳥羽出口から 約10分
六角堂からのアクセス
地下鉄「烏丸御池」→ 「京阪三条」下車 → 徒歩(2分) → 京阪本線「三条駅」 → 「伏見稲荷」下車
京都神社巡り|ダイワロイネットホテル京都駅前
由岐神社の記事に地図(グーグルマップ)を追記した関係で、現在連載中の京都旅行での宿泊先(ダイワロイネットホテル京都駅前)を個別の記事としてアップしました。
由岐神社の記事はこちら↓
ダイワロイネットホテル京都駅前
いつもの旅行は目的に合わせてホテルも転々とするのですが(一日でわりと長い距離を動くため)、今回の京都旅行では京都駅前のダイワロイネットホテル京都駅前を拠点に動きました。
京都駅中央口から徒歩4分、京阪電車の七条駅までも徒歩12分程度という好立地。今回の旅はJRと京阪電車をメインに利用したので、どちらの駅からも近いこのホテルが大変便利だったからです。近隣にヨドバシカメラマルチメディア京都があるので、食事やちょっとした買い物も困りませんでした。
管理人が宿泊したのはレディースツインという女性用のお部屋だったのですが、広々としたお部屋にフットマッサージャーや加湿器など、女性に嬉しいアイテムが揃っていたのも嬉しかったです。
調度品は和風テイスト。
バス・トイレはセパレートで、湯船に浸かれるのが良かったです。古い携帯で撮ったので写真はイマイチですが、きれいなお風呂でしたよ。
貴船と鞍馬を歩き回って疲れた体を、湯船とフットマッサージャーが癒してくれました(o´ω`o)
フロントの対応も良く、お気に入りのホテルになりました。次の機会にもぜひ泊まりたいと思っています。特に女性の方にはレディースルームがオススメです。
七条駅からホテルに向かう途中で見上げた京都タワー。旅先では夜の散歩も非日常的に感じて楽しいですね。
ダイワロイネットホテル京都駅前 基本情報
〒600-8216 京都府京都市下京区烏丸通七条下る 東塩小路町707-2
TEL:075-344-3055
FAX:075-344-3065
web:ダイワロイネットホテル京都駅前
ダイワロイネットホテル京都駅前のアクセス
京都駅・地下街ポルタより地下通路で直結
(地下からの入り口は23:30~7:00までは閉鎖されています)
・JR京都駅中央口(在来線側) より徒歩約4分
・京都市営地下鉄 京都駅より徒歩約3分
・近鉄京都駅 徒歩約10分
京都神社巡り|六角堂の可愛い鳩みくじ
(※アクセス情報に地図を追記しました。2022/08/14)
京都神社巡りの旅、2日目はまず晴明神社に参拝し、占いをして参りました。結果はちょっとよくわからなかったけども、とりあえず来世での適職を得たということで…。
正直あまり納得はいきませんでしたが(だって四十路の人間に弁護士目指せだなんておちょくってるとしか…。法学部卒っていうならまだしもさぁ…ブツブツ)1人で生きていけると太鼓判も押されたのでまあいっか!と思い直し、次の目的地である六角堂へ向かいました。
そんな晴明神社参拝については前回の記事をどうぞ
紫雲山頂法寺・六角堂
晴明神社から市バスと地下鉄を乗り継ぎ、六角堂に到着しました。(詳しいアクセスは後述します)
本堂の形が六角形であることから「六角堂」の通称で知られている当寺ですが、正式名称は紫雲山頂法寺といいます。
聖徳太子が創建と伝えられ、いけばな発祥の地としても知られています。
と知った顔して書いてますが公式サイトからの受け売りですw
雨だったからか、境内は人もまばらでとても静かでした。右手に見えている柳は縁結びの柳だそうで、沢山のおみくじが結びつけられていました。
こちらがかの六角堂。立派なお堂で迫力がありました。
境内には十六羅漢もありました。六角堂の十六羅漢はどれも笑顔です。「いつも優しい顔つきで穏やかに話をするように心がけてさえいれば、必ず良い報いがある」という教えだそう。
お堂の入り口で鳩が寝てました。
お堂のあちこちに金網が張られていたので「なんだろう?」と思っていたら、鳩避けだったんですね。それでも入ってきちゃってたけど(^_^;)
六角堂のお土産
さてさてさて!六角堂を訪れた最大の目的は、実はこのお土産だったりします。
鳩の置物たち!!めちゃ可愛いいいいいいい(≧∀≦)
写真の左右にいる白とピンクの鳩
こちらは祈願用の置物で、備え付けの用紙に願い事を一つ書き、それを鳩の中に入れて六角堂に納めると観音様にお願い事を運んでくれるそうです。
家に持ち帰って高い所に置いてもよいとのことでしたので、管理人はお持ち帰りしました♥
ちなみに白い方には母の、ピンクの方には私の願い事が入っています。何を書いたんだっけなぁ。
真ん中の小ぶりの鳩
こちらは「鳩みくじ」。おみくじです。写真には写ってないんですが、足の部分におみくじが挟んでありました。結果は既に忘却の彼方…(だから旅行記は帰ってすぐ書けとあれほど…ry)
3つともすっごく可愛くて、今も大事に飾っています。
ご朱印(納経印)
最後に六角堂のご朱印(納経印)です。
六角堂は西国三十三所および洛陽三十三所観音巡礼の札所であるため、ご朱印も数種類あります。
こちらは西国三十三所第18番札所の御朱印と御詠歌の御朱印です。
こちらは石不動明王の御朱印と聖徳太子御遺跡霊場の御朱印です。
御朱印を頂いたら中に「海」と書かれたしおりのようなものが挟まれていました。なんでも西国三十三所早創1300年記念事業で配布されている散華(さんげ:蓮の花びらを模した紙のお守り)だそう。ありがたや(-人-)
海大好きな管理人は「海」にテンションが上がりました♪
六角堂の基本情報
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
TEL:075-221-2686
拝観時間:6:00〜17:00(納経時間 8:30〜17:00)
拝観料:無料(境内自由)
web:紫雲山頂法寺 六角堂
六角堂へのアクセス
電車
・京都市営地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
・阪急京都線「烏丸」駅21番出口から徒歩5分
晴明神社からのアクセス
バス停「堀川今出川」から市バス201(または203)に乗車 →「烏丸今出川(今出川駅)」降車 → 地下鉄「今出川」から竹田行きの地下鉄に乗車 →「烏丸御池」降車 → 5番出口より徒歩3分
京都神社巡り|雨の晴明神社
(※アクセス情報に地図を追記しました。2022/08/14)
月日が過ぎるのは早いもので、前回から8ヶ月も経ってしまいました…( ̄▽ ̄;)
やっと続きです。これ続いてたのマジで?な感じですけども。
前回までの記事 dokutabi.hatenablog.jp
晴明神社
京都神社巡り2日目は、まず晴明神社に行きました。
ここはもはや説明不要かもしれませんね。言わずと知れた平安時代の陰陽師、安倍晴明をお祀りする神社でございます。
京都駅から市バスで20分くらいでしょうか。バス停「一条戻橋・晴明神社前」で下車してすぐのところにあります。
早朝に行ったため人気がなく、更に小雨滴る中での参拝でしたので厳かさが増して素敵でした。
管理人は晴れの日が断然好きですが、雨の日の参拝もなかなかオツですね。
同じ場所を違う角度から。
一の鳥居の狛犬さん。狛犬は口を開いた阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)が対になっています。こちらは阿形(あぎょう)。
こちらは吽形(うんぎょう)。どちらも独特のお顔をしていますね。
一の鳥居をくぐってすぐのところに、安倍晴明と縁のある旧・一條戻橋を再現した橋と、橋の下に封じ込められていたとされる式神の石像がありました。
式神の石像。これはもしやドラクエのモンスター…!?(・∀・;)
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すぐに二の鳥居に到着しました。奥にご本殿が見えています。
ニの鳥居の狛犬さん。
一の鳥居の狛犬とはまた違った面持ちですね。
社務所から本殿を臨む。
御神木の楠。樹齢推定300年だそう。根のところがベンチになっていて、座ったり御神木に触れたりできるようになっています。このベンチも五角形なのがいかにも晴明神社ですね。
※五芒星は晴明神社の社紋で、境内の至るところに五芒星が施されています。
ご本殿の傍になにやら桃のオブジェが。
厄除桃(やくよけもも)といって、撫でると厄が祓われ清々しい気持ちになるそうです。ありあまる煩悩をたっぷりと撫でつけてきました。
安倍晴明公の像もありました。肖像画を元に作成されたもので、衣の下で印を結び、夜空の星を見て天体観測している様子を表しているそうです。
安倍晴明公、こういうお顔されてたんですね。
ご朱印
最後に晴明神社のご朱印です。
京都旅行の参考にした旅行本
たまにオススメの旅行本を聞かれるので、管理人が旅程を考える際に参考にしている旅行本をご紹介します。
といっても何のことはない、定番中の定番るるぶとまっぷるです。
管理人が旅行本を買うとしたらこのどちらか、若しくは両方です。さすが内容が濃すぎず薄くなく丁度よいので、ちょっとした旅行に重宝しています。誌面が大きいのも読みやすくて◎。管理人、老眼ですから…笑
ちなみに海外旅行の際は地球の歩き方が一番役立ちますけど、国内版はどうなんでしょうか。イメージ的には内容が濃すぎてマニアックな感じですけど(笑)
今度旅行本を買う時には地球の歩き方も候補に入れてみよう(・∀・)
晴明神社の占い
終わりと思ったらまだあるのか!って感じですが(笑)
晴明神社を訪れた目的の一つは、実は占いでした。現在もやっていらっしゃるかわからなかったので最後にしました。
宮司さんの占いがよく当たると聞いていたので朝イチで行ってきました。受付時間よりだいぶ早く行ったのですが既に希望者が並んでおり、占ってもらうまでに1時間半くらい待った覚えがあります。
占ってもらったのは仕事のこと。仕事について悩んでいた時期だったので、仕事をどうするか占ってもらいました。
既にうろ覚えですが、私は運気が強すぎて他者を必要としないということと、すべてを自分で完結できるから一人で生きていける、そこは安心していいというようなことを言われました。そして仕事は弁護士になれと…。
普通に無理なんですけど(´・ω・`)
生まれたところから人生をやり直さないと無理ですと言いましたが、「弁護士を目指しなさい」で占いを終了されてしまいました。なんとー…。
でもまあせっかくのご宣託(?)なので、来世で弁護士を目指したいと思います。
気になった点としては、順番待ちをする部屋と占う部屋が背の低い衝立で仕切られているだけなので、話しが筒抜けだったことです。管理人はわりとそういうことが気になってしまう性格のため、あまり具体的な相談はできませんでした。
周囲の人は他人の相談など気に留めていないと思いますが(^_^;)
料金は3000円くらいだったと思います。占術は四柱推命かな。鑑定用紙があったはずなんですが見当たらない…。見つけたらこっそりうpしますw
晴明神社 基本情報
〒602-8222 京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
TEL:075-441-6460
社務所の受付時間:9:00〜17:00
web:晴明神社
晴明神社へのアクセス
市バス
JR 京都駅より
市バス9番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ
阪急 烏丸駅、地下鉄 四条駅より
市バス12番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ
京阪 三条駅より 市バス1259番「堀川今出川」下車 徒歩約2分
地下鉄
今出川駅より徒歩約12分
京都神社巡り|由岐神社
(※アクセス情報(地図)を追記しました。2022/08/14)
皆さんこんばんは。
緊急事態宣言が解除されて初めての週末、いかがお過ごしでしたか?
管理人はいつもと変わらず引きこもりです。旅行したい気持ちはものすごーーーくあるんですけど、今年は卒論と進路とやることテンコ盛りなので行く余裕がなく…。卒論終わったらどこかに行きたいなあ。
さて、本日は鞍馬寺に向かう途中で参拝した由岐神社と、この京都旅行で行動起点とした宿泊先(ダイワロイネットホテル京都駅前)について記します。(※アクセス情報を追記した関係で、宿泊先を別記事に移動しました。→https://dokutabi.hatenablog.jp/entry/daiwaroynet-kyoto)
前回までの記事 dokutabi.hatenablog.jp
由岐神社(ゆきじんじゃ)
由岐神社は、鞍馬山山麓の仁王門(山門)から九十九折参道を10分ほど歩くと到着します。創建は940年。御本殿と拝殿は1607年に豊臣秀頼により再建されたものです。
鳥居の奥にある建造物が拝殿です。中央に通路をとった割拝殿という珍しいもので、現在は国の重要文化財に指定されています。
柱脚のいぶし銀のような渋い色合いに歴史を感じますね。
御神木は樹齢800年の大杉。一心に願えば願いが叶うとされており、この日も沢山の人が大杉を拝んでいました。京都市天然記念物です。
木々の隙間から見下ろす紅葉。
最後に由岐神社の御朱印です。
最近の御朱印は右下に天狗のスタンプが入るようです。
由岐神社 基本情報
〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1073
TEL:075-741-1670
FAX:075-741-3220
社務所の受付時間:9:00〜15:00
web:由岐神社
由岐神社へのアクセス(京都駅より)
ルート1(叡山電鉄利用)
JR奈良線 / 奈良行に乗車 →「東福寺」で京阪本線 / 出町柳行に乗り換え →「出町柳」下車 → 徒歩 → 叡山電鉄 / 出町柳駅にて鞍馬行に乗車 →「鞍馬駅」下車 → 徒歩10分程度
ルート2(地下鉄利用)
烏丸線・国際会館行に乗車 →「国際会館」下車 → 京都バス(52系統)鞍馬温泉行に乗車 →「鞍馬」下車 → 徒歩10分程度
京都神社巡り|秋の鞍馬寺へ
皆さんこんばんは。
前回から日が空いてしまいましたが、本日は2017年11月に行った秋の京都寺社巡りの続きです。
前回の記事 dokutabi.hatenablog.jp
貴船神社参拝後は鞍馬寺へ向かいました。
旅程1日目:後半
【貴船神社 → 鞍馬寺】
- 貴船口駅にて叡山電車に乗車し、鞍馬駅下車
- 鞍馬寺参拝
【鞍馬寺参拝後】
- 鞍馬駅より叡山電車に乗車
- 出町柳駅下車
- 出町柳駅にて京阪電車に乗車
- 七条駅下車
- ダイワロイネットホテル京都駅前に宿泊
鞍馬駅から鞍馬寺へ
貴船口駅から叡山電車に乗ると、3分ほどで鞍馬駅に到着します。
駅前では大天狗さんのモニュメントが出迎えてくれます。
長い鼻!
因みにこの大天狗は2018年に役目を終え、現在は新たな大天狗さんが役目を引き継いでいるそうです。
鞍馬駅から少し歩くと山門に到着します。
奥に見えているのが山門です。立派な山門と艶やかな紅葉が織りなす美しい景観に、しばし見惚れる管理人でした。
山門の狛犬ならぬ狛虎?阿吽の虎というそうです。阿吽の虎は毘沙門天のお使いの神獣なんだとか。毘沙門天というと上杉謙信を連想してしまう、単純思考の管理人です。
[
山門をくぐり、九十九折の参道を歩きます。結構な勾配です。
鞍馬寺へは山門付近から出ているケーブルで行けるのですが、管理人は歩いて鞍馬寺を目指しました。
しばらく歩くと魔王の滝がありました。わかりにくいですが、写真左上の赤い社から滝が出ています。右下にあるのは魔王の碑。
この先には由岐神社があります。実際には往路で参拝していますが、由岐神社は後日改めてご紹介することにして、本日は先に鞍馬寺をご紹介しますね。
さて、更に進み中門に到着しました。鞍馬寺まで半分くらいのところでしょうか。
ここまでも、そしてここから先も階段と登り坂の連続で、かなりしんどかったです。さすがケーブルが通ってるだけありますね。こんなところで修行をした牛若丸…どんな足腰してたんだろう(笑)
鞍馬寺
ヘトヘトになりながらもなんとか鞍馬寺の本殿金堂に到着しました。
思っていたより広い境内に、思わず深呼吸。
本殿金堂前にある石床は、金剛床といって星曼荼羅を模しているそうです。宇宙エネルギーと一体化できる場所だそう(ちょうど女性が歩いている辺り)。
この中央の三角には、そこに立って両手を広げ天を仰ぎ見ると願いが叶うという説と、絶対乗ってはダメという説があります。
…管理人そんなことはまったく知らず、うっかり乗ってしまいましたよ。ダメ説が眉唾であることを願うばかりです(;゚Д゚)
ここにも阿吽の虎がいました。山門の虎とはまた違った趣ですね。
本堂の近くにある鐘楼では、誰でも鐘を撞くことができます。管理人も一撞きしました。ゴ〜〜〜〜ンと心に響く美しい重低音に、心身が清められたような気がしました。
奥の院へは通行止め
さて、今回の旅行は当初は鞍馬寺本殿から奥の院へ行き、そこから更に貴船まで歩く予定でした。しかし…
台風の影響による倒木のため、奥の院への道は封鎖されていました。
奥の院への道は、木の根が這う木の根道や牛若丸が天狗に兵法を習ったという僧正ガ谷、魔王尊が金星から降り立ったとされる魔王殿など見所が沢山あります。
特に木の根道は非常に神秘的な景観だということで楽しみにしていたので、残念です。いつかリベンジしたいなー。
仕方がないので来た道を戻りました。こうして上から紅葉を眺めながら階段を下るのもなかなかいいですね。きれい。
さくさくと下山し、山門に帰還。山の緑と紅葉の赤のコントラストが素晴らしいです。
雍州路(ようしゅうじ)で夕食
夕食には早い時間でしたが、せっかくここまで来たので山門の手前にある「雍州路(ようしゅうじ)」さんで早めの夕食を頂くことにしました。
頂いたのはお蕎麦と田楽のセット。
右下の小鉢はなめこの和物です。疲れた体に田楽の甘さが沁み渡りました。美味しかった♥(当時の旅ノートより)
雍州路 基本情報
〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074-2
TEL:075-741-2848
FAX:075-741-1447
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜日
駐車場あり
web:雍州路
鞍馬寺 御朱印
鞍馬寺の御朱印です。鞍馬寺では一字写経ができるので、一字写経をして納経してから御朱印を頂きました。それだけで何となく背筋が伸びる感じがするから不思議ですね。
力強い墨書き。
鞍馬寺 基本情報
所在地・TEL・公式サイト
〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074
TEL:075-741-2003
web:鞍馬寺
開門時間
9:00〜16:15
※コロナの影響で変更がある可能性があります。事前に公式サイトでご確認ください。
駐車場
なし
お寺の駐車場はありませんが、周辺に有料駐車場があるようです。
鞍馬寺へのアクセス
公共交通機関でのアクセス(京都駅より)
ルート1(叡山電鉄利用)
JR奈良線 / 奈良行に乗車 →「東福寺」で京阪本線 / 出町柳行に乗り換え →「出町柳」下車 → 徒歩 → 叡山電鉄 / 出町柳駅にて鞍馬行に乗車 →「鞍馬駅」下車
ルート2(地下鉄利用)
烏丸線・国際会館行に乗車 →「国際会館」下車 → 京都バス(52系統)鞍馬温泉行に乗車 →「鞍馬」下車
京都神社巡り|紅葉の貴船神社・御火焚祭
皆さんこんばんは。
本日は久しぶりの旅行記です。と言ってもコロナでしばらく旅行をしていないので、過去の旅行です。
2017年11月に2泊3日で京都へ行き、貴船・鞍馬、晴明神社、伏見稲荷、安井金毘羅宮とそれらの周辺のお寺もいくつか巡って参りました。ザ・寺社巡り旅でございます。
旅の始まりは北エリアの貴船神社から。
旅程1日目:前半(貴船神社)
- 7:35 名古屋駅にて新幹線のぞみ乗車
- 8:08 京都駅下車
- ホテルに荷物を預けて身軽になる
- 1日目と2日目は京都駅を拠点に動いたため、京都駅すぐのダイワロイネットホテル京都駅前に宿泊しました。
- ホテルから徒歩で七条駅に行き、京阪電車乗車
- 出町柳駅下車
- 9:22 出町柳駅にて叡山電車に乗車
- 9:49 貴船口駅着
- 9:53 貴船口駅にて京都バス【33系統】乗車
- 9:58 貴船着
貴船神社の参拝の仕方
貴船神社の参拝は三社詣といい、貴船山麓にある本宮、結社、奥宮すべてを参るのが正式だそう。そして、参る順序は本宮→奥宮→結社が正式とのことでしたので、まずは本宮に参りました。
写真は貴船神社で頂いたパンフレットを撮影したものです。
貴船神社 本宮
バス停から徒歩5分ほどで貴船神社に到着します。
貴船神社といえば、赤い鳥居と階段沿いに並ぶ赤い灯籠が印象的ですね。
鳥居から階段を登りきったところ。この日は御火焚祭(おひたきさい)という神事の日だったので、全国から集まった人々で大混雑。管理人も御火焚祭を目的に訪れた一人です。
まずは御本殿に参拝し、そのあと水占みくじを引きました。おみくじを水に浮かべると文字が浮き出てくるアレです。
結果はなんと凶!(゚д゚lll)
そういえば貴船神社は以前参拝した時も凶でした…。ここのおみくじは凶しかないみたいです(なわけない)。
御火焚祭が始まるまで境内で静かに過ごしました。休憩所の龍船閣から見る紅葉が見事でした。
貴船神社 御火焚祭
さて、いよいよ御火焚祭が始まります。
貴船神社の御火焚祭(おひたきさい)とは
燃え盛る火の霊力によって罪穢を祓い清める「祓(はらえ)」の神事です。水の供給を司る貴船大神様が火の神様から誕生したという貴船大神様御出現の故事を今に伝える重要な意味を持つ神事です。この「蘇り」の神事によって、新しいお力を備えられた貴船大神様からの御加護を祈ります。出典:貴船神社
御火焚祭は神様の生まれ変わりの儀式なんですね。
境内には御火焚祭で使われる護摩壇が組まれていました。
中央にある円柱の物体が護摩壇です。約1万本の火焚串で組まれているそう。当日でも境内で火焚串(たしか1本300円)を購入すれば、その場で護摩壇に捧げることができます。管理人も火焚串を奉納しました。祓い給え清め給えー!(おみくじ凶だったから必死w)
神主さんが祝詞をあげると、消防署の方が火を入れます。護摩壇はパチパチと音を立てて燃え始めました。火が鬼の顔のよう。
消防署の人がなんで?と思ったら、火災防止のため、炎が上がりすぎないよう火の調整を行っているそうです。万が一の時には消化活動できるよう準備もされており、神事が慎重に行われていることがわかりました。
しばらくすると真っ白な煙がもくもくと。まるで生き物のように蠢く煙に圧倒されます。
勢いよく燃え上がる炎。人々の罪穢れが炎となり煙となり浄化されていくのでしょうか。管理人の煩悩もきっとこの中に…。
終焉。燃え尽きた人々の罪穢れ。
貴船神社 奥宮
御火焚祭が終わった後は、奥宮へ向かいました。
参道には旅館や川床料理のお店が立ち並び、情緒ある風情です。紅葉がとにかくきれい!
萌える紅葉に見守られながら、ゆるゆると歩きました。
奥宮の手前にある、つつみが岩と名付けられた巨大な貴船石。高さ4.5m、重さ43tとのこと。
貴船石は海底火山の溶岩が海水で冷やされてできた石であり、この辺りがかつて海底であったことを物語っているのだとか。今は山の中なのに。太古のロマンを感じます。
本宮から10分ほどで奥宮に到着しました。
神門をくぐると、御神木の「連理(れんり)の杉」が出迎えてくれます。杉と楓が和合した大変珍しいものだそうです。
境内を奥へ進むと拝殿があります。能舞台のように見える拝殿が独特ですね。本殿はこの奥にあります。
公式サイトによると、本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」と言われる大きな穴が空いており、誰も見ることが許されていないそう。
拝殿の手前にある狛犬。ひょうきんなお顔立ち。
奥宮は本宮や結宮と比べると人が少なく落ち着いた雰囲気で、心静かにゆったり過ごせそうな場所でした。
…が、管理人はスズメバチのストーキングに遭ったため、参拝だけして早々に退散。実は前回訪れた際も、ここ奥宮でスズメバチに体に止まられて離れてもらえないという恐怖体験をしたんですよね。貴船の神様に嫌われているのでしょうか…涙
貴船神社 結社(ゆいのやしろ)
気を取り直して、奥宮の次は順路に従い結社を参拝しました。本宮と奥宮の中間地点にあります。
御神木は樹齢1000年の巨木、「相生の杉」。2本の杉が同じ根から生えています。ちょうど幹の間から日の光が差していたのでパチリ。
ここの写真は以上です。
結宮は縁結びの社で、恋の願い事を書いた「結び文」(有料)を境内に結んで恋愛成就を祈願することができます。そのためか境内は若い女性で大混雑!なんとなくカメラを向けるのが憚られたため、写真は撮りませんでした。
鞍馬へ
結社の参拝を終え、再びバスで貴船口駅に戻りました。そして叡山電鉄に乗りこみ一路鞍馬へ。
電車を待つ間も紅葉狩り。
貴船神社 御朱印
貴船神社の御朱印です。
貴船神社 本宮の御朱印。
貴船神社 奥宮の御朱印は書き置きでした。
貴船神社 基本情報
所在地・TEL・公式サイト
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
TEL:075-741-2016
web:貴船神社
本宮の開門時間
(5/1~11/30)6:00〜20:00
(12/1~4/30)6:00〜18:00
※年末年始は特別時間になりますので、公式サイトでご確認ください。
授与所受付時間
9:00〜17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)
駐車場
800円 / 2時間
本宮(10台)、奥宮(15台)
貴船神社へのアクセス
公共交通機関でのアクセス(京都駅より)
ルート1(叡山電鉄利用)
JR奈良線 / 奈良行に乗車 →「東福寺」で京阪本線 / 出町柳行に乗り換え →「出町柳」下車 → 徒歩 → 叡山電鉄 / 出町柳駅にて鞍馬行に乗車 →「貴船口」下車 → 貴船口駅前より京都バス(33番)乗車 →「貴船」下車
ルート2(地下鉄利用)
烏丸線・国際会館行に乗車 →「国際会館」下車 → 京都バス(52系統)鞍馬温泉行に乗車 →「貴船口」下車 → 貴船口駅前より京都バス(33番)乗車 →「貴船」下車
車でのアクセス
京都駅から北へ約40分(約18km)
名神高速東ICから北へ約50分(約20km)
名神高速南ICから北へ約50分(約22km)