独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

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京都神社巡り|秋の伏見稲荷大社でお山めぐり

またもや更新が止まっておりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日は前回の続きである、京都神社巡りの旅2日目の後半をお送りします。

2日目は晴明神社、六角堂と巡り、最後にこの日のメインイベントである伏見稲荷大社(以降:伏見稲荷)に向かいました。

六角堂から伏見稲荷までは地下鉄と京阪電車を乗り継ぎ、20〜30分程度で到着しました。詳細は後述のアクセス情報にまとめますね。

稲荷山|伏見稲荷大社とは

伏見稲荷大社は全国の稲荷の総本宮で、「お稲荷さん」の愛称で親しまれています。朱色の鳥居が無数に立ち並ぶ千本鳥居が有名ですね。

背後には標高233mの稲荷山がそびえ、山全体が神域となっています。稲荷山は一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰と三つの峰から成り、山中に7つの神蹟(神様がお鎮まりの場所)とおびただしい数のお塚(個人が信仰のために建てたお社や祠)や鳥居が立ち並んでいます。

この稲荷山を登り神蹟やお塚を巡拝することを「お山する」といい、その昔かの清少納言も参詣したそうです。管理人もこの旅の最大の目的を「お山する」こととしており、無事に登りきることができるか朝からドキドキしていました。

伏見稲荷大社|本殿〜奥社

京阪電車「伏見稲荷」駅を降りて少し歩くと裏参道の商店街に着きます。

伏見稲荷参道

露天が立ち並び賑やか!お正月みたいですが秋の平日です。
(※露天は2019年に全て立ち退きとなったようです)

伏見稲荷参道

少し歩くと立派な鳥居と桜門が見えてきました。

伏見稲荷二番鳥居

二番鳥居。
裏参道を進むと桜門と二番鳥居の間くらいのところに出ますので、ちょっと戻って二番鳥居をパチリ。思わず息をのむほど大きくて立派な鳥居です。

伏見稲荷桜門

壮麗な桜門。つい見入ってしまいます。こちらは天正17年(1589年)に豊臣秀吉が造営したと伝えられており、国の重要文化財にも指定されています。

伏見稲荷狛狐

桜門にいらっしゃる大きな狛狐。伏見稲荷にはあちこちに狛狐が配されており、だいたい稲穂や鍵、玉、巻物のいずれかを咥えています。こちら桜門の向かって左側の狐さんは鍵を咥えていました。真面目そうなお顔ですね。

伏見稲荷大狛狐

こちらは桜門の向かって右側におられる狛狐さん。玉を咥えています。左の方よりちょっとヤンチャな感じ?w

拝殿

桜門をくぐり拝殿から本殿を覗くと、本殿の周りは大混雑。それもそのはず、この日は火焚祭で全国や海外から大勢の人が神事を一目見ようと集まってきていたのです。

火焚祭とは一年の収穫に感謝を捧げる神事で、護摩木を焚き上げて行います。伏見稲荷の火焚祭は焚べられる護摩木が10万本以上にのぼり、全国一のスケールを誇ります。

本殿

本殿の周りは人・人・人!大混雑で近寄れません。本殿を参拝するのは諦めました(^_^;)

本殿をさらに奥に進むと奥社奉拝所に通じる階段がありますので、どんどん登っていきます。

千本鳥居

階段を登りきると、かの有名な千本鳥居が現れます。なんともいえない神秘的な空気…。圧倒されます。

奥社奉拝所はこの先にありますので、進んでいきましょう。

千本鳥居

しばらく進むと分岐点が現れます。が、右側通行ですので右側の鳥居を進みます。

千本鳥居 千本鳥居

びっしりと建てられた赤い鳥居群の美しく神秘的な様は、この世であってこの世でないような、人ならざるものの住まう世界に迷い込んでしまったかのような、なんとも不思議な気持ちになります。

奥宮のリラックマ

鳥居を抜けたら奥社奉拝所です。混雑がすごかったので全体の写真は撮れませんでしたが、リラックマがいましたのでそれだけ撮ってきました(笑)

奥社奉拝所の「おもかる石」とおみくじ

奥社には拝殿の他に御朱印やお守りなどの授与所と、願い事が叶うかどうか占える「おもかる石」があります。

「おもかる石」とは、お賽銭を入れてからお願い事をして、用意されている2つの石のうちのどちらか一方の石を持ち上げると、その重さが予想より重かったか軽かったかでお願いが叶うか、叶えるためには相当な努力を要するかがわかるーーというもの。人気スポットでいつも大勢の人が並んでいます。

管理人はこの時(2017年)は持病の関節リウマチが活性化していて結構辛い状態でしたので、「この病気が少しでも良くなりますように」とお願いして「おもかる石」を持ち上げました。思ったより軽かったので、信じきるわけではないけどちょっとだけ未来に希望をもてた記憶があります。

ただ、それから徐々にですが症状が改善して、2022年現在は当時と比べればかなり元気になっています。そう考えると「おもかる石」は当たったように思います。不思議ですね。

それから、奥社ではおみくじも引きました。それがな、なんと大大吉!大吉のさらに大吉!?ひぇ〜生まれて初めて見ました。

伏見稲荷のおみくじ

この後さらに奥に進み稲荷山を登拝する予定でしたので、幸先の良いおみくじに勇気をもらえました。

伏見稲荷大社と奥社の御朱印

伏見稲荷大社ご朱印伏見稲荷大社奥社ご朱印

伏見稲荷大社(左)と奥社(右)の御朱印です。奥社は書き置きでした。

伏見稲荷大社 基本情報

〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL:075-641-7331
FAX:075-642-2153
web:伏見稲荷公式サイト

伏見稲荷のアクセス

【電車】JR奈良線「稲荷駅」より徒歩すぐ または 京阪本線「伏見稲荷駅」より東へ徒歩5分
【市バス】南5系統「稲荷大社前」下車 東へ徒歩7分
【自動車】名神高速道路 京都南インターから 約20分
 または 阪神高速道路 上鳥羽出口から 約10分

六角堂からのアクセス

地下鉄「烏丸御池」 「京阪三条」下車 徒歩(2分) 京阪本線「三条駅」 「伏見稲荷」下車