独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

女ひとり旅の記録。国内一人旅をメインにたまに海外も。

新選組と京都トレイル(1)東本願寺〜島原

5月19日から登山同好会の皆さまと1泊2日で京都に行き、1日目は市内観光、2日目は京都一周トレイルの西山コースを歩いてきました。

前回の朝熊岳道で死にそうだったので、今回はトレッキングポールを持参。準備万端で挑みました。

天候と服装

天気と気温

晴れ時々曇り、たまに小雨がパラパラ
最高気温23℃ / 最低気温16.4℃
体感では少し肌寒かったです。

この日の服装

UNIQLOエアリズムのパーカー、速乾半袖Tシャツ、登山パンツ、トレッキングシューズ(コロンビア)

上着を山用の薄手ジャケット(エアリズムより暖かい)にするか悩んだのですが、前日までめちゃめちゃ暑かったので、この2日間もきっと暑くなるだろうと思ってエアリズムを着て行きました。

が、お昼過ぎに京都駅に到着して速攻で後悔。あれれ、肌寒いぞ。上着失敗したかも〜? 思ったほど気温が上がらず、この格好ではちょっと肌寒かったです。

市内観光スタート→東本願寺

いきなりの服選びの失敗に青ざめつつ、同好会のメンバーと合流。市内観光スタートです。

この日の予定は17:00頃までに高雄の宿にチェックインするだけ。とはいえ京都駅から高雄まではバスで30分以上かかるので、渋滞に備えて16:00頃発のバスに乗らなければなりません。

そうするとバスの時間まで3時間ちょっと。駅周辺をぶらつくだけには長く、遠くへ行くには短いという微妙な時間…。

どうしようかメンバーと話した結果、東本願寺と西本願寺を見学しながら、四条大宮のバス停(高雄行きのバスが通るので)に向かうことになりました。もちろん徒歩です。

ということで、まずは歩いて東本願寺へ向かいました。が、中には入らなかったので写真はありません(^^;

西本願寺

東本願寺から西へしばらく歩くと、西本願寺の大きな門が見えてきました。

西本願寺へ向かう道

大きな門の更に向こうに本堂があります。この道は車の通りがわりと多くて写真を撮るのが大変でした。

西本願寺

大きな門をくぐると本堂が見えてきました。外観だけでも敷地の広さに圧倒されます。

西本願寺境内

境内に入ると、うわ〜広い!
宗教法人でなかったらどれほどの固定資産税がかかるんだろう…と、つい考えてしまう汚れたオトナw

西本願寺大銀杏

天然記念物の大銀杏。樹齢400年だとか。
本当に大きくて、そして天に向かって根を広げたような、何かを受け止めているような雄大な姿に見惚れてしまいました。

ゆみぞう
ゆみぞう

この銀杏は京都の歴史をずっと見てきたんだなぁ。

若かりし頃に新選組にハマッていた私は、「この大銀杏には新選組の暴挙はどう映っていたんだろう…」なんてつい考えてしまいます(笑) (※西本願寺は2年ほど新選組の屯所になっており、境内で豚を飼われたり大砲の砲撃訓練をされたりして大迷惑を被っています。)

西本願寺太鼓楼

本堂を出て少し歩くと新選組の屯所として使われていた太鼓楼があります。美しい楼閣です。内部には新選組がつけた刀傷が残っているそうですよ。

西本願寺見学を終えて四条大宮までのルート確認のため地図を見ると、進行方向に「島原」の文字を発見。これはもしやあの花街島原!一度行きたいと思っていたので、お願いして立ち寄ってもらうことにしました。感謝☆

島原ー大門

10分かからないくらいで島原大門に到着。

島原大門

独旅アイコンの上あたりに積まれた手桶は、火事の際にバケツリレーで消火活動を行うための桶だそう。

輪違屋

輪違屋

歩き始めて一番初めに輪違屋(わちがいや)にたどり着きました。いかにも格式高そうな、風情のある外観にため息が出ます。

輪違屋

輪違屋は現在も営業している置屋(おきや)兼揚屋(あげや)で、日本で唯一「太夫」のいるところだそう。表に「観覧謝絶」の木札がありました。一見さんお断りってことですね。わお〜誰か連れてってw

置屋:太夫や芸妓を抱える家で、求めに応じて太夫や芸妓を揚屋に派遣することを業とする。
揚屋:置屋から太夫や芸妓を呼んで宴会を催す場所。現代でいう高級料亭。

来た道を戻り、次は揚屋の角屋(すみや)を目指します。
と、その前に。

しょうきさま

おや、通り道のお茶屋さんの屋根に鍾馗様(しょうきさま)が。見渡してみると、あちこちの屋根にいらっしゃるではないですか。地元にはない風習(私が知らないだけかもしれませんが)なので、古い風習だけれど新鮮で、角屋に着くまで屋根ばかりキョロキョロ見てしまいました。

写真が多くなって来たので(2)に続きます。 ゆっくり書いていくつもりなので、よろしければまた見にきてください♪