17日間の修行in北海道(7)迫力のマッコウクジラ
羅臼では7月下旬から10月頃にかけてマッコウクジラを見ることができます。特に8月9月が遭遇率が高いそう。
マッコウクジラは世界に広く分布しており、日本ではオス(体が大きくて大迫力!)を羅臼で、メスと子(仲睦まじくて微笑ましい♪)を小笠原諸島で見ることができます。
マッコウクジラが上げる噴気(ブロー)に虹が架かりました。とっても綺麗!
潜水する時に尾びれが見えます。
マッコウクジラは潜水時間が長く、一度潜ると40分くらい上がってきません。どこに上がってくるかもわからないし、次に遭遇できるとも限らないので、潜水シーンの撮影チャンスは基本的に1度だけと思って撮影に臨みます。
潜水の様子が少しでも伝われば…と思って潜水シーンを並べてみました。左上から123、真ん中の列左から456、下段左から789と順に見てください。
きれいに上がった尾びれ。
上の潜水シーンの真ん中の写真と同じに見えますが、実はそれよりももう少し深く潜ったところで、海面に出てる尾びれは潜水シーンの真ん中よりも綺麗に垂直に上がってるんですよ。
…っていう撮影者の自己満足です(笑)
ここでちょっとだけマッコウクジラの図解を。え、マッコウクジラに見えない?…おかしな部分は脳内補完でよろしくお願いいたします。
普段、海面から見えるのは体の一部だけ。ほとんどは水面に隠れています。見えてる部分だけでもかなり大きいので、「これで体の一部なの!?」と驚きます。
私が見た時はだいたいこんな感じで、鼻孔と背びれの一部が見えてるくらいでした。
赤丸で囲った部分が鼻孔です。マッコウクジラの鼻孔は頭の左上方に一つだけ。だから噴気(ブロー)が左斜め前になるんですね。
潜水前に体を大きく曲げたところ。ゆっくりした動きでぐわっと潜っていく様は、私まで一緒に飲み込まれてしまうんじゃないかと思うほどー…というのは少々大げさだけれど、でも本当にダイナミック!
船の上から見た羅臼岳。
ホエールウォッチングの服装
船の上は平地よりも寒いです。防寒着は必須!特に私のようにずーっとデッキにいたい人はしっかり防寒対策してください。
参考までに、私の防寒装備を書いておきます。
平地20℃以上の時(平地での服装:半袖Tシャツ+登山パンツ)
長袖のネルシャツ+薄手ジャケット+レインジャケット+手袋+帽子+レインコート(船で貸出してくれるもの)
平地20℃以下の時(平地での服装:アンダー+長袖Tシャツ+登山パンツ)
薄手ジャケット+フリースジャケット+レインスーツ上下+手袋(防風)+帽子+レインコート(船で貸出してくれるもの)+これでも寒い時は更にユニクロのインナーダウン
アンタそれ着すぎじゃないの?と思われるかもしれませんが、これくらい着ておかないとデッキで波しぶき浴びた時に悲惨です。凍えます。
羅臼(と船上の寒さ)ナメたらヤバイよ!
おススメの酔い止め
船酔いの味方、酔い止めのご紹介を忘れていました。私はあまり乗物酔いしないタイプですが、万が一酔ったらシャレにならないので酔い止めは必ず飲みます。船酔い怖い(+_+)
おススメはアネロン「ニスキャップ」。
乗船30分前に1回飲めば1日効きます。持続時間の短い酔い止めもある中、この持続力は嬉しいです。乗物酔いが起きてからでもすぐに飲めば効くそうで、乗船30分前に飲み忘れても安心です。
漁師さんに薦められて飲んでますが、今のところ船酔い回数ゼロ!近所の薬局で安売りした時にまとめ買いしてます(笑)
- 出版社/メーカー: エスエス製薬
- 発売日: 2005/05/01
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ホエールウォッチングできる観光船
私が乗ったのは知床ネイチャークルーズですが、ホエールウォッチングをやっている観光船は他にもあるのでリンクを貼っておきますね。