独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

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豊川稲荷の御朱印とグルメ

令和元年の12月に愛知県の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)に行きました。豊川稲荷は日本三大稲荷のひとつで、1441年に創建された大変歴史の深い寺院です。

豊川稲荷の総門〜境内散策

最寄りの豊川駅の駅西口から10分ほど歩くと、立派な総門が参拝者を出迎えます。

豊川稲荷総門

公式サイトによると、この総門は樹齢1000年を超える欅の一枚板で造られており、欅独特の鱗のような木目(如輪目)が類い稀な木材として専門家に知られているんだとか。

豊川稲荷

総門を左に進むと大本殿に続く鳥居があります。鳥居も狛狐も大きい!

豊川稲荷の狛狐

鳥居の向かって左側の狛狐さん。威厳がありながらも、なんとなく親しみやすい雰囲気を感じます。

豊川稲荷の狛狐

でも、アップで見ると厳しいお顔立ちでした(^_^;)

豊川稲荷の狛狐

こちらは向かって右側の狛狐さん。ニヤリと笑っているように見えます。

豊川稲荷大本殿

鳥居をくぐって暫く歩くと、豊川吒枳尼真天がお祀りされている大本殿に到着します。総檜造りの立派な建物でした。管理人はお寺が運営する幼稚園に通っていたので、お堂に入るとなんとも懐かしい気持ちになります(o^^o)

お参りをした後は奥の院へ向かいました。奥の院へは千本幟(せんぼんのぼり)と呼ばれる無数のぼりが立てられた道を通るのですが、ここからは大本殿までの開放的な空気とは違ってなんとなく閉鎖的な雰囲気…。そのためカメラを向ける気にならず、写真は撮りませんでした。

奥の院の近くには、これまたおびただしい数の狐の像が奉納されている霊狐塚があるのですが、昼間なのに薄暗く、ちょっと不気味な雰囲気…。ぐるっと見学だけさせてもらって早々に退散しました。

狐の像に囲まれるとやっぱり怖いですね( ̄▽ ̄;)

うってかわって奥の院は落ち着いた雰囲気で、とても静かでした。

奥の院を出て総門に戻ります。

豊川稲荷鐘楼堂

総門の近くに鐘楼堂がありました。
この鐘楼は昭和12年に建てられたもので、梵鐘は終戦後に新たに鋳造したものだそうです(従来の梵鐘は戦時中に供出されたため)。

豊川稲荷鐘楼堂

ちょうどお坊さんが鐘をついていました。ゴ〜〜ンンと身体の芯に太く響く、心が洗われるような音色でした。そういえば豊川稲荷の除夜の鐘は、NHKの「行く年来る年」で中継されることもあるんですよ。

豊川稲荷の御朱印

豊川稲荷でいただける御朱印は3種類あります。豊川吒枳尼真天の御朱印、千手観世音菩薩の御朱印、大聖不動明王の御朱印です。

管理人はそのうちの豊川吒枳尼真天の御朱印をもらってきました。

豊川稲荷ご朱印

豊川吒枳尼真天の御朱印。勢いの中に柔らかさもある、素敵な墨書きです。

豊川稲荷もう一つの見どころ:日本の現役最古の郵便ポスト

郵便ポスト

豊川稲荷のもう一つの見どころは、境内にある日本一古い現役の丸型郵便ポストです。

このポストは1912年(明治45年)に造られた私設の「丸型庇付ポスト」で、現在は国内に2つしかない大変貴重なものです。しかも今も現役で使われているんですよ。

郵便ポスト

明治・大正・昭和・平成、そして令和と、100年以上もこの場所に立って時代の変遷を見つめてきたんですね。

豊川稲荷へお出かけの際には、このポストもぜひご覧ください。

豊川稲荷グルメ

豊川稲荷参拝の後は、お待ちかねの豊川稲荷グルメです。

豊川稲荷といえば、いなり寿司!

なんですが、管理人は油揚げが食べたかったので、そば&うどん屋さんに行きました。管理人、きつねうどんに入っている甘辛い油揚げに目がないのです。

豊川稲荷前の商店街

豊川稲荷総門の前から見た表参道。表参道には様々なお店が軒を並べています。

門前そば山彦

管理人は総門の真ん前にある「門前そば山彦」さんにお邪魔しました。山彦さんは創業100年の老舗で、「いなほ稲荷寿司」で有名なお店です。

山彦うどん

注文したのは、油揚げの入った「稲荷きしめん」。出汁の効いた非常にシンプルな味付けのつゆに、甘さ濃いめの油揚げがアクセントになって美味しかったです。

日本産古来の小麦粉を使用した自家製きしめんは、きしめんにしては細めで、うどんときしめんの中間くらいな感じでした。喉越しがよく食べやすかったです。次に行ったら手打ちそばも食べてみたいな~。

あ、もちろん名物の「いなほ稲荷寿司」も買って帰りました。母へのお土産に。一緒に食べましたが、ヒジキなどの具と甘辛い味つけが絶妙で美味しかったです。

門前そば山彦 基本情報

門前そば 山彦(本店)
〒442-0037 愛知県豊川市門前町一番地
TEL:0533-85-6729
FAX:0533-85-6729
営業時間:AM 8:30 ~ PM 5:00(ただし売切次第営業終了)
定休日:木曜日(1日、祝祭日、大祭は営業)
web:門前そば 山彦

豊川稲荷 基本情報

所在地・TEL / FAX・公式サイト

〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1番地
TEL:0533-85-2030
FAX:0533-83-0887
祈祷予約専用FAX:0533-85-2090(団体のみ)
web:豊川稲荷

電話の受付時間

9:00~17:00

駐車場

460台 / 500円
催事の際は大変混雑するので、周辺の駐車場もリサーチしてからお出掛けください。

豊川稲荷へのアクセス

公共交通機関でのアクセス

ルート1(JR利用)
JR東海道新幹線・東海道本線「豊橋駅」下車 JR飯田線に乗り換え「豊川駅」下車 徒歩5分。

ルート2(名鉄利用)
名鉄本線「豊川稲荷ゆき」(急行)乗車 「豊川稲荷駅」下車 徒歩5分。

車でのアクセス

東名高速道路「豊川IC」より10分。