春の秩父旅・移動編|特急ちちぶ・レッドアローでいざ秩父へ!
埼玉県秩父市に一人旅しました。
まず目指したのは羊山公園。
羊山公園は芝桜の名所のひとつで、毎年4月中旬頃から芝桜まつりが開催されます。今年2019年は4月12日(金)~5月6日(月)の開催だったので、混雑する前に…ということで管理人は開会前日の4月11日に行ってきました。
秩父までの移動は西武秩父鉄道の特急ちちぶ・レッドアロー。秩父旅行では車窓に広がる美しい景色を見るのも楽しみの一つ。しかもこの日はお天気も良く、ロケーションばっちり。楽しみです♪
特急ちちぶのの車窓から見た美しい景色
池袋駅からレッドアローに乗り込みいざ秩父へ。
池袋から西武秩父駅までの所要時間は1時間18分。仮眠を取るにもお弁当を食べるにも丁度いい時間です。
管理人は池袋駅で買った武信のメンチカツサンドを頬張りながら、車窓の景色を楽しむことにしました。
武信のメンチカツサンド。ふわっと柔らかいメンチカツに甘めのソースがよく合って、美味しかった♪
食に勤しむ管理人を乗せ、列車は順調に進みます。
発車から40分ほど経ったところでしょうか。いつの間にか窓の外は街から田園風景に変わっており、山間に桜を見かけるようになりました。遠目だから細かいことはわからないけど、きれいに咲いています。
写真を撮りたくなるようなシーンがいくつかあったのですが、そこはやっぱり電車の中なので、気づいたタイミングによってはもう通り過ぎちゃってて…。
つまりシャッターチャンスを逃してました(笑)
そして遂に、池袋を発車して1時間ほどのところで見事な桜をキャッチ!美しい!
今年の4月は暖かくなったと思ったら寒の戻りが2度もあり、この前日の4月10日には関東方面で沢山の雪が降りました。そのおかげで桜が持ちこたえてくれたんですね。長く花を楽しめて嬉しいです。
日本昔ばなしに出てきそうな景色ですね。なだらかな山の稜線や少しくすみのある色合いが、日本ならではの雰囲気です。情緒があって素敵。
あらゆることが凄まじいスピードで近代化・変化していく現代。気がつけば街の様子が変わっているのが当たり前になってしまったけれど、こういう景色はずっと残って欲しいと思います。勝手ながら…。
いくつかのトンネルを超えて、武甲山(ぶこうさん)が見えてきたらもうすぐ到着です。上の方がまだ雪に覆われていてきれい。
武甲山(ぶこうさん)は、標高1304mの秩父の代表的な名峰。山頂からの眺望が素晴らしいと人気だそう。その雄々しく堂々たる佇まいは圧巻。
特急ちちぶの車両について
西武秩父鉄道(池袋→西武秩父駅間)の特急列車は、以前から運行しているレッドアローと2019年3月に運行デビューしたラビューの2種類あります。(2019年4月現在)
管理人が乗ったのはレッドアロー。座席が広く窓も大きいのでラクちんです。
ラビューは黄色い内装に宇宙船のような形が話題なので乗ってみたかったのですが、今回はご縁がありませんでした。次に行った時は乗れるといいな。
この景色が見られる座席は右側
特急ちちぶはレッドアローもラビューも飯能駅で進行方向が変わります。座席はそのまま。
ちょっとわかりにくいので簡単な図を作ってみました。
上の図を例にすると、池袋から飯能までは先頭車両が1号車だけれど飯能からは5号車が先頭車両となります。
座席は、(池袋から乗る際の)左側A、Bと、右側C、Dの4列シート。
管理人が乗ったのは、右側(池袋から乗る際)です。武甲山が見たかったので右側を指定しました。
日本昔話の世界のような山間の景色が見られるし、武甲山が見えた時に「あ、秩父に来たー!」という感動も味わえるので、管理人は右側推しです。
特急ちちぶの特急券はSmoozで予約購入できる!…けど、ちょっと不便な点も
特急ちちぶは全席指定です。乗車するには乗車券と特急券(指定券)が必要です。
Smoozとは、その特急券がオンラインで買える西武鉄道のチケットレスサービスのこと。
会員登録をすれば、乗車日の1カ月前の7:00から発車時刻前までオンラインで特急券の予約購入ができます。しかも座席指定も可能です。
便利だし、混雑する時期は事前に座席が確保できるので安心です。
ただ、旅行者として利用してみて不便だなと思う点もありました。
急いでいる時に使いにくい
特急券を購入するには、まず「クレジット積立」のページで積立金を入金しなければなりません。
残高が充分残っていればすぐに特急券を購入できますが、残高が足りないと入金する手間が必要になります。
管理人は帰りの特急券を駅に着いてからSmoozで購入しようとしたのですが、入金忘れで残高不足。ありゃ、しまった!
そのままSmoozで特急券を購入するには、お財布からクレジットカードを出してセキュリティコードを確認して、積立金を入金して、それから特急券を購入しなければなりません。
…うーん、面倒w
ということで結局券売機で買いました。道端でクレジットカード出したくないですし(^_^;)
このシステムは急いでいる時は不便に感じました。
残高が必ず残る
積立金は、交通系ICカードと同じで1,000円から千円単位でしか入金できません。そのため、どうしても残高が残ります。
退会すれば返金されるけど、せっかくなら旅行者も気軽に使えるよう利用金額のみ支払えるようになるといいのになぁと思いました。
尤も、旅行者の利用はあまり想定していないのかもしれませんが。
でもSmoozは便利!
とは言え、ネット予約できるのはやっぱり便利!特急券がネット予約できないローカル線もありますしね。
それに、座席指定できるのが何より魅力的です。
何度も秩父へ行く人には、旅行であってもとっても便利だと思います。管理人は来年もまた秩父へ行く予定なので、これからもSmoozを利用する予定です。
Smooz公式サイト web:西武秩父鉄道:Smooz