韓国★全羅北道の旅
久しぶりに為替レートを見てみたら、円安ウォン高が続いてますね。ありゃ〜。今年はこのまま推移していくんでしょうかねぇ。
さて、まだかろうじて円高ウォン安を保っていた2015年10月、2泊3日で韓国の全羅北道へ行きました。とあるツアーに参加して、郡山市、全州市、金堤市と3つの市を回ってきました。
本日はその旅の思い出をお届けします。
いつもの通り、中部国際空港セントレアから仁川空港に出発です。大好きな空の旅にドキドキわくわく。
これまたいつものアシアナ航空で。機内食はお馴染みのサンドウィッチ。
1日目:郡山(グンサン)
仁川空港に到着後は、ツアーのマイクロバスで郡山に移動しました。4時間くらいかかり、すっごく疲れた記憶が…。
でも、途中のドライブインで食べたホットク(호떡)が甘くてモチモチでとっても美味しかったので、それはそれで良かったです。
夕食はツアーで連れて行かれたハニルオク / 한일옥という食堂の牛肉と大根のスープ(소고기무국 / ソゴギムグク)。ここのお店の一番人気だそう。
なるほど、あっさりしているけど牛肉の旨味がしっかり出ていて、とっても美味しい!もやしのナムルやカクテキもいい味でした。また食べたいなぁ。
2日目:全州(チョンジュ)と金堤(キムジェ)
2日目の観光先は全州(チョンジュ)の全州韓屋村です。またツアーのマイクロバスで移動しました。
韓国の伝統家屋が立ち並びます。
チマチョゴリのレンタル貸衣装屋が何軒かありました。30分15,000ウォン(当時のレートだと日本円1,300円くらい)が相場のようです。
ガチャガチャ式の干支おみくじ。1回500ウォン。引いたけど中身読めなかった(笑)
お昼に食べた、조선옥(チョソノク)という食堂の全州ピビンバ。めちゃめちゃ美味しかった!それまでに食べた中で一番美味しいピビンバでした。
お店は、ゲストハウス展望(チョンマン / 전망)の入っているビルの1階にあります。
全州韓屋村は時々キョーレツな牛舎の臭いがするのがチョット…でしたが、伝統茶のお店や雑貨屋さんなど昔っぽい雰囲気のある建物が建ち並び、歩いているだけで楽しかったです。何時間いても飽きなさそう。もっとじっくり見て回りたかったなぁ。
全州ピビンバまた食べたいよ〜〜〜
その後は金堤(キムジェ)に移動して、地平線祭りを見学。
金堤地平線祭り
韓国で最も大きい穀倉地帯である湖南平野の中心地「碧骨堤(ピョッコルチェ)」で開かれる、韓民族の農業文化のお祭り。毎年9月末~10月初旬に開催。
夕食はお祭り会場の屋台で食べ歩き〜♪
…の予定が、突然の豪雨のため中止に。美味しいおでんがあると聞いていたので楽しみだったのですが。残念。
あまりに凄まじい雨だったので「一刻も早くホテルに戻りましょう」ということになり、夕食は途中で立ち寄ったコンビニで各自調達することになりました。
が、菓子パンばかりで食べたい物がなく…。コンビニなのに菓子パンとバナナウユしか売ってないってどーゆーこと(#゚Д゚)
迷っているうちに集合時間となり、この日の夕食は食べ損ねてしまいました。トホホ。
3日目:帰国
翌日は帰国のみ。またバスで4時間ほどかけて仁川空港へ向かいました。これだけで結構クタクタです。BBAにはバス旅は辛い。
帰国便もアシアナ。機内食はチーズ&フィッシュバーガーでした。美味しかった♪
宿泊先:怪ホテル ベキニアホテル郡山
この時の宿泊先はベキニアホテル郡山。時々名前変えてるみたいだから今はもう違うかもしれません。宿泊先はバスツアーで決まっていたため、自分では選べませんでした。
で、このホテル、一応リゾートホテルと書いてあったのですが、ただの怪ホテルでした。
暗ぼったい照明。
テレビのフレームに積もった埃。
壊れたカーテンレールにぶら下がってる破れたカーテン。
上の方が割れてる窓。
そして、バスルームの床一面に広がる髪の毛。
8畳近くありそうなほど広いスペースにトイレと浴槽があったのですが、その床一面が髪の毛だらけだったのです。しかも、シャワーやトイレを使う度にゴボァッゴボァッという不審な音とともに排水口から水と髪の毛が逆流してくるので、掃除してもすぐに元の木阿弥になってしまうという…。
一体どういう構造でそんなことに…。
しかも、シャワーのお湯は薄黄色。もはや汗を流すどころではありません。
他にも、サイドテーブルのライトは電球が半分に割れとるわ、サイドテーブルの真ん中(時計や照明スイッチのある部分)は空っぽで配線だけ剥き出しになっとるわで。
ホテルのチェック体制どーなっとるんじゃ!ヽ(`Д´)ノ
と思わず声をあげてしまうほどの状態でした。ただ、管理人の部屋は随分マシな方で、他の部屋ではシャワーが冷水しか出なかったり、逆に熱湯しか出なかったりと散々だった様子。中には洗髪中にシャワーが止まって、シャワーが復旧する朝までそのままだった人もいたようです。
まともな部屋がないってある意味すごいw
ツアー参加者は皆さん結構お怒りで(当たり前)、朝の集合時にツアースタッフに抗議をしていましたが、「ここは日本ではありません!韓国ではこれが当たり前です!!」と平然と言い放たれて撃沈してました。
まあ、ソウルの高級ホテル以外はそうかもしれませんね。ここまで酷くはなかったけど、ソウルの中堅ホテルではお湯の調整が難しかったり、お湯が途中で水になったことがありました。
ともあれ、この一件で、韓国のバスツアーには2度と参加しないと心に決めた管理人です。
まとめ
ホテルは怪ホテルだし豪雨に遭うし夕食は食べ損ねるし…と一見散々な目に遭っているようですが、総合的にとっても楽しかったです。
なぜなら、群山と全州のご飯が美味しすぎたから!
それだけでもう十分!って思えるほど美味しかった。明洞あたりの外国人観光客向けのお店とは一線を画す美味しさでした。
本当にまた行きたいです。
ホテルだけは二度とごめんだけど(笑)