独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

バス・電車・徒歩で行く、女一人旅の旅行記。その他諸々。

17日間の修行in北海道(10)道が終わるところ、相泊

まだ続くのか!と自分でも思っている北海道記。すみません、もう少し続きます…。

今回は、道道87号線のドンつき、道の終わり、相泊をご案内します。「相泊」と書いて「あいどまり」と読みます。

まずはいつもの簡易な地図でだいたいの位置関係をご覧頂きましょう。

簡易地図、羅臼-相泊

羅臼から相泊までは約24.5km。海岸沿いの一本道です。

私は道々にある観光ポイントに寄り道しながら相泊へ向かいました。そこも簡易地図に載せておきました。

アクセス

いつもは最後にアクセスを書くのですが、今回はすべての寄り道ポイントがほとんど一本道の途中にあり、降りるバス停が違うだけなので先に書いておきます。

徒歩旅の方

定期路線バスで行くことができます。但し、相泊まで行くバスは7/16~8/31の期間限定の運行であるのと、本数が少ないので注意。(相泊うんと手前の岩見橋詰までは通年運行しています。)

阿寒バス・知円別線の時刻表

車やバイクの方

道道87号線を知床半島の先っぽへ向かってただただ真っ直ぐ進みます。

クジラの見える丘公園

まずはクジラの見える丘公園。

クジラの見える丘公園

ここは羅臼港を北上して5分ほどのところにある展望台です。双眼鏡を持っていけば、波の穏やかな日にはクジラの噴気やイルカが見えることがあるそう。シャチを見た人も!

87号線から展望台まではかなり急で長い坂道を上ります。冬期間は行けない可能性があるので、冬に行かれる方は道の駅にある観光案内所などで確認してください。

クジラの見える丘公園眺望

眺望ポイントから見た景色。

最寄りのバス停

随道口

ルサフィールドハウス

羅臼から車で20分ほど。知床岬や知床岳などの一般の旅行者が普段訪れない地域のルールやマナー、情報を提供している施設です。

知床岬や知床岳に行かれる前には、是非とも立ち寄り情報収集されることをオススメします。

所在地など

〒086-1813 目梨郡羅臼町北浜8
TEL:0153-89-2722
営業時間:5月~10月 / 9:00~17:00
休館日:火曜日、※冬季(11月~4月)
入館料:無料
web:ルサフィールドハウス

最寄りのバス停

るさ川

セセキの滝

簡易地図に加え忘れましたが、ルサフィールドハウスを少し北上すると左手にセセキの滝があります。

セセキの滝

知床連山から流れてくる水が30mほどの高さから落ちている滝です。この時は水量少ないですが、春先には雪解け水で道路にしぶきが飛ぶほどの勢いになるのだとか。

最寄りのバス停

セセキ

バス停セセキの前にはセセキ温泉(野湯)がありますが、私は見ただけ~。

道の終わり、相泊

いよいよ道道の終点に到着です。羅臼から車で40分ほど。

写真がないのが残念ですが、「この先道なし」の看板が立っているのが目印です。この先には道はありません。まさに最果ての地。

看板のある橋(相泊橋)を渡ったところに駐車スペースがありますので、車をそこに停めて海岸沿いを歩きます。

純の番屋

昆布漁の番屋が立ち並ぶ海岸沿い。写真は、ドラマ「北の国から2002~遺言~」で実際に撮影に使用された番屋。主人公の純が住んでいた番屋です。

※レプリカは羅臼市街地にあり、「純の番屋」という定食屋として営業しています。

花

石浜に一生懸命咲く花。

相泊の海

雲が垂れ下がっているように見えたので思わずパチリ。

ここから先はクマとの遭遇率が高まるとのことで、私が進んだのはここカモイウンベ川河口海岸まで。

海に集う鳥たち

手前から、カモメの幼鳥、カモメ成鳥、カラス。

海と釣り人

海と釣り人。

遡上

カモイウンベ川では遡上する鮭やカラフトマスを見ることができます。

鮭とカラフトマス

写真右手の手前がカラフトマスのオスってことだけわかる。あとの黒いのはメスかなぁ???

鮭とカラフトマス

背中がぼこっと張ってる(セッパリ)のは繁殖期のオスの特徴だそう。

鮭の遡上

行けそうで行けない。時々身を休めながら、えいやっと遡上していきました。

最寄りのバス停

相泊(終点)

注意点

  • 夏は漁師さんが浜で昆布干しの作業をしています。浜の真ん中を歩くと迷惑となってしまうため、歩く場所に気をつけてください。
  • ヒグマの密集地です。特にカモイウンベ川の先は遭遇率が高いようです。私がいた宿のお客さんも、私が行った翌日の朝に遭遇しています。クマスプレーにクマ鈴を携帯して行きましょう。
  • 天候や海の状態によっては危険な状態になる場所もあります。地元の人に止められた時は、必ず従ってください。

番屋と断崖だけがある相泊の海は、羅臼港ののんびりした雰囲気とは違い、厳しさを感じる海でした。石浜に打ちつける波がそう見せるのか、潮風で傷んだ番屋の侘しい佇まい(それはそれで味があるのだけど)がそう思わせるのかはわからないけど、「厳しい自然とともに生きる」人たちの息吹を感じずにはいられない、そんな海でした。