名古屋城の金シャチ降臨!名古屋城金鯱展と細部のこだわりがすごい金鯱土鈴
名古屋城のシンボルであり、名古屋人にとって大変馴染み深い「金のシャチホコ」、通称「金シャチ」が16年ぶりに地上に降りました。
金シャチがヘリコプターで吊るされる姿がYahoo!ニュースに載っていましたから、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。管理人も見ましたけど、ルパンの世界みたいでワクワクしました(≧∀≦)
地上に降臨した金シャチ達は、3月20日から4月2日まで名古屋城内の二之丸広場で開催している「名古屋城 金鯱展~守り神降臨、海と山の祈り~」で展示公開されています。
金シャチが間近で見られるチャンス!というわけで行ってきましたよ。
名古屋城 金鯱展~守り神降臨、海と山の祈り~
この展示では、海と山に見立てて演出した会場にそれぞれ金シャチを配して、山に配した金シャチを「山シャチ」、海に配した金シャチを「海シャチ」として展示しています。
見学は3コースあり、金(山)シャチを間近で見られるスタンダードコース、スタンダードコースよりちょっと遠くから金シャチを眺めるショートコース、金(海)シャチと記念撮影できるフォトコース(別途有料2,000円)となっています。
この先に金シャチが展示されています。
人が途切れた瞬間を狙って撮っているので閑散としているように見えますが、実際は大変な混雑ぶりでした。名古屋城に入城してからここまで来るにも30分以上並びました。名古屋城の入場自体に30分ほど並んだので、ここまで来るのに合計で1時間以上!金シャチ、おそろしい子。さすが人気者。
こちらは海に浮かぶ金シャチをイメージした海シャチ。海シャチの前に海をイメージした水盤があり、水面に映る逆さシャチが楽しめるようになっています。
が、フォトコース(別途有料2,000円)に申し込んだ人だけが近くに行けるようになっているため、他コースからはあまり見えません。
管理人はスタンダードコースを進みました。スタンダードコースでは、妖怪が描かれた回廊をぐるぐると歩きます。
窓から金シャチ(山シャチ)が見えるという演出がされていて面白い。
回廊を抜けると山シャチのお尻がお出迎え。順路が山シャチの周りをぐるりと周るようになっています。
金シャチのアップ。愛嬌のある可愛いお顔です。レプリカは沢山見てきましたが、やっぱり本家は全然違いますね。可愛いよ!
金をアップにしてみました。思わず触れたくなりますが、触ってはいけません。
金シャチの正面顔。お口の中はこうなってたんですね。
金シャチの雌雄
ところで金シャチに雌雄があること、ご存知ですか?
金鯱展の回廊に金シャチの設計図が描かれていました。
雌雄で大きさや顔つき、うろこの枚数も違うんですね。 金シャチに雌雄があることは子供の頃に何となく聞いた覚えはあったものの、それほど知らなかったので、「ちゃんと細かい違いがあるんだ!」と驚きました。
もう一度、改めて見てみましょう。
これは山シャチ。雄です。
これが海シャチ。雌です。
並べてみましょう。撮影できる方向が限られていたため設計図とは逆の配置になりましたが、並べてみると目の形や黒目の位置、鼻の長さが違うことがわかりますね。
山の上から海を見つめているのでしょうか。
名古屋城二の丸茶亭で金鯱まんじゅう
金シャチをじっくり見学した後は、金鯱展と同じ二之丸にある二之丸茶亭でお抹茶とお菓子のセットで一休み。
セットのお菓子は日替わりの上生菓子と金シャチの上用饅頭があったので、金シャチの上用饅頭を頂きました。
金シャチの焼印が、かっ、かわいい…!!
横から見た図。ふっくらもちもちで美味しかったです。
名古屋城二の丸茶亭 基本情報
〒460-0031 名古屋市中区本丸1-1(名古屋城内)
TEL:052-231-1655
FAX:052-231-1617
※ 名古屋城内に店舗があるため名古屋城の入場料が必要です。
金鯱展のお土産
金鯱展を記念して様々なグッズが販売されているので、お土産を買ってきました。
名古屋城の御城印
金鯱展特別記念の金の御城印。金鯱展特別記念です。500円(税込)
カッコ良さの中に金シャチのお顔の可愛さもちゃんとあって、すごく素敵。これ、名古屋城オリジナルの御城印帳と同じデザインなんですよ。御城印帳も買ってくればよかったなあ。今度行ったら買おう。
こだわりの一品!1000個限定で復刻した金鯱土鈴
こちらは金鯱土鈴。1,500円(税込)
名古屋の郷土玩具を限定1,000個で復刻したものです。実は真の目的はこの金鯱土鈴だった管理人。販売を知った時から「絶対欲しい!」と思っていたのです。これを買うために朝イチで行列に並んだのです。無事ゲットできて良かった。
手のひらサイズでめちゃめちゃ可愛い。
しかもこれね、可愛いだけじゃないんです。
顔の半分で雌雄に分かれてるんですよ!写真は右の顔と左の顔を並べたものですが、目の形が違うの、わかりますか?
多分ですけど、左の顔が雄で、右の顔が雌になっています。管理人の推測が正しければ、2個買って並べると名古屋城と同じ配置で雌雄になります。
さらにさらに、箱の箔押しも雌雄になっとります!!目が△と▽になってるの、わかりますか?写真はアップにしているのではっきり見えますが、実物は1mm程度なので相当じっくり見ないとわかりません。
なんて粋なんでしょう。デザインした人、天才すぎる。
こういう、めっちゃよく見ないと気づかない計らいが大好きな管理人。可愛いだけじゃなく、粋も散りばめられた金鯱土鈴にメロメロです。「記念品の一つ」から一気に宝物になりました♪
そうそう、金鯱土鈴はエメラルドグリーンの包み紙に包まれていました。海と山の色ですね。割れ防止の包み紙って多くは白で済ませちゃうのに、ほんとに細部にまでこだわって作られてるんだなあ。こういうのイイ。好きだ。
名古屋城 基本情報
所在地・TEL / FAX・公式サイト
〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1番1号
TEL:052-231-1700
FAX:052-201-3646
web:名古屋城
開園時間
9:00~16:30(本丸御殿の入場は16:00まで)
休園日
12 / 29~31、1 / 1
観覧料
大人500円、名古屋市内高齢者100円、中学生以下無料
駐車場
あり(正門前駐車場:308台、二の丸駐車場:123台)
名古屋城へのアクセス
公共交通機関でのアクセス
◆地下鉄
名城線「市役所」下車 → 7番出口より徒歩5分
鶴舞線「浅間町」下車 → 1番出口より徒歩12分
◆名鉄
瀬戸線「東大手」下車 → 徒歩15分
◆市バス
栄13号系統(栄~安井町西)「名古屋城正門前」下車すぐ
基幹2号系統 「市役所」 下車 → 徒歩5分
◆なごや観光ルートバス「メーグル」
「名古屋城」 下車すぐ
「名古屋城東・市役所」下車 → 徒歩6分
車でのアクセス
名古屋高速1号楠線「黒川」出口 → 南へ8分
名古屋高速都心環状線「丸の内」出口 → 北へ5分