独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

女ひとり旅の記録。国内一人旅をメインにたまに海外も。

17日間の修行in北海道(13)空港近くで馬に乗る☆ノーザンホースパーク

帰りの経路は、中標津空港→新千歳空港(空港周辺で一泊)→セントレア。

新千歳ではお昼発の便に搭乗予定だったので、朝のうちにチェックインして空港からシャトルバスで15分のノーザンホースパークへ行って参りました。

ノーザンホースパーク

ノーザンホースパークは、馬とふれあえる馬のテーマパーク。

引き馬や乗馬体験、馬やポニー達によるショーの他、サイクリングやパークゴルフなども楽しめる、子供から大人まで遊べる自然いっぱいのテーマパークです。

引退した元競走馬にも会えますよ!

寄り道先の候補は他にもあったので、それも最後にご紹介しますね。
まずはパーク内を散策しましょう。

ノーザンホースパーク

北海道の広さって、直線が多いからかスコーン!と突き抜けるような広さですよね。気持ちいい♪

サラブレッド

仲睦まじいサラブレッド。絵になるなぁ。

サラブレッド

馬同士がふれ合う姿ってなかなか見る機会がないので、こういう姿を間近で見られて嬉しいです。

朝のお散歩

スタッフに連れられてお散歩中。邪魔しないように遠くからパチリ。

馬車

観光馬車にも乗れます。

時間:10分
料金:大人¥600、子ども(3歳~小学生)¥300

馬車の馬

立派な衣装に身を包み、威風堂々。

ポニー

ポニーもいます。真ん中の子…足…可愛い(笑)

ポニーのこじろう君

あら可愛い!たてがみを三つ編みしてもらってる♪

この子の名前はこじろう君。今は亡き、我が家の2代目の愛兎と同じ名前に運命を感じました。

ポニーのこじろう君

光に透けるブロンドのたてがみ。そして三つ編み。洋風のお顔立ち。

心の中でそっと「リチャード」と呼びました。いや、なんとなく。

厩舎

厩舎(お馬さんの家)も見学できます。

撮影イベント

最後はお馬さんと記念撮影♪

バス停周辺をぐるっと回ってお土産コーナーを見て2時間くらい。楽しかった!

パーク内のボタニカルガーデンも行きたかったけど、時間がかかりそうなので次回のお楽しみに持ち越しました。

所在地など

〒059-1361 北海道苫小牧市美沢114-7
TEL:0144-58-2116
営業時間:季節によって違うのでHPでご確認ください
料金:大人(中学生以上)¥800、小人(小学生)¥400、小学生未満 無料
web:ノーザンホースパーク

アクセス

新千歳空港より車で15分。

徒歩旅の方

新千歳空港から無料シャトルバスが出ています。

バスの発着場所と時刻表は、公式サイトのアクセスのページにて。

車やバイクの方

道道10号線を案内看板に従って進んでください。

ノーザンホースを選んだ理由:馬に乗りたい!

今回、寄り道にノーザンホースパークを選んだ一番の理由は、馬に乗りたかったから。

むか〜し昔、10年くらい乗馬をやっていたので、久しぶりに乗りたいなぁと思ったのです。本当はホーストレッキングしたかったんだけど、残念ながらそこまでの時間はなく…。

で、せめて乗馬気分だけでも味わおうと、引き馬に乗ってきました。

引き馬体験

ふふ、楽しかった。また行きたいべ♪

寄り道先:他の候補

ノーザンホースパークの他に寄り道候補として挙げたスポットは3つ。

1:えこりん村

実は一番行きたかったのがここ、えこりん村。美しい庭園と牧場、カフェがあります。

そしてなんとアルパカさんがいます。

ふわふわもふもふ大好き♪

新千歳空港からはJRで恵庭駅まで行ってそこから送迎バスに乗る必要があり、JRやバスの乗車時間だけで30分ほどかかります。

JRとバスのかねあいなど考慮すると現地に1時間程度しかいられなかったので、諦めました。だって1時間じゃ足りないw

アルパカさん…会いたかったよぅ(T_T)

〒061-1421 北海道恵庭市牧場277-4
TEL:0123-34-7800
営業時間:庭園によって違うのでHPでご確認ください
料金:大人¥1,200、中学生以下¥600、65歳以上¥1,000、障がい者&介助者¥600
web:えこりん村

2:三井アウトレットパーク 札幌北広島

説明は不要ですね。アウトレットでお買い物もアリかな〜と思って候補に入れました。

新千歳空港からは直通バスで30分。

しかし、ウインドーショッピングが大好きな私。夢中であちこち見てる間にバスに乗り遅れる可能性大…。

それはさすがにシャレにならんので候補から外しました(^ ▽^;)

〒061-1278 北海道北広島市大曲幸町3-7-6
TEL:011-377-3200
営業時間:10:00〜20:00(ショップ)
web:三井アウトレットパーク 札幌北広島

3:新千歳空港

新千歳空港は広くてショップが充実した空港です。いろんなブログを読んでいると、1日遊べちゃう!と書いてあったりもして楽しそう♪

ということで空港ぶらりも候補入りしたけれど、前日、中標津から到着した時にある程度見て回れたので除外しました。

馬に乗りたい方が勝った感じw

web:新千歳空港ターミナルビル

候補に挙げたのはこんなところです。
どこも気軽に行ける範囲なので、新千歳空港で時間が空いた時の過ごし方としてご参考になれば幸いです(o^^o)

最後に

北海道記はこれにて最終回です!

長きに渡るお付き合い、本当に本当にありがとうございました。感謝です☆

これからも複数回に渡ってしまうことが多々あると思いますが、よろしければまた読みに来てやって下さい。

なんでそんなこと予告するのかって?
…複数回に渡るネタが既にスタンバイしてるからです…。

ー 完 ー

17日間の修行in北海道(12)「この世の果て」野付半島で野生動物と出会う

長いようでみじか…いや、本っ当〜に長かった羅臼滞在最終日は、午前中の仕事をすべて終えてから空港へ向かいました。

今回は中標津空港から新千歳空港へ飛んで中部国際空港に帰るという経路を取ったため、宿主氏に送ってもらって中標津空港へ。

本日は、その途中で寄った野付半島の野生動物たちの写真です。

なんだか恒例になってきた簡易地図で、だいたいの位置関係をば。

野付半島

野付半島(のつけはんとう)は、根室海峡にぴょこっと突き出した全長26kmの砂嘴(さし=鳥のくちばしのように延びた堤防状の砂の堆積)。その規模は日本最大だとか。

湿地帯に立ち枯れした木々が並ぶ荒涼とした様から、「この世の果て」とも言われています。

この日の天気は曇り時々小雨。こんな日は撮影したくありません。

私の可愛い可愛いミラーレスカメラちゃんは防滴・防水機能ついてないんで(ついでに手ぶれ機能もありません)、「何かあったら」と思うと気が気でないのです。立ち直り不可能。生ける屍必至。

そんな私のはるか前方にオジロワシが現れました。

ぎゃおー!なんでこんな時に限って!!

最初は頑なに撮影を拒否していた私ですが、宿主氏の「何やってんだ飛んでっちまうべ!!早く撮るべ!!!」の怒号に負けてしぶしぶ撮影。

私のカメラが水に弱いと知った上で小雨の中写真を撮れと仰る宿主氏。ご無体な…。

オジロワシ

でも、そのおかげで飛び立つ瞬間を捉えられました!

かなり距離があったので相当ブレてるだろうな〜と思ってたけど、意外とちゃんと撮れてて嬉しい。さすが私の可愛いカメラ。愛してる。

飛び立つオジロワシ

オジロワシは成鳥の尻尾が白いから尾白=オジロ。ぐわっとなった爪を見ると猛禽類なんだなぁと実感します。

キタキツネ

次に会ったのはキタキツネ。

なんのてらいもなく私の足元を通り抜けて行く…。

キタキツネ

キタキツネ

あまりに近すぎてはみ出ました。

キタキツネ

何ももらえないとわかり、去っていく後ろ姿。
キミはいつからヒトがもたらす食べ物の味を知ってるの?

人のそばに平気で寄って来る野生動物は、人間が食べ物をくれると思っています。いわゆる餌付けされている状態です。

餌付けされた動物は、食べ物をもらおうとして走行中の車やバイクにも寄ってきたりします。そうして轢かれて死んでしまうケースが後を絶ちません。羅臼では、体が真っ二つどころか三つに分断されたキタキツネの死骸がありました。

轢いてしまった人も悲惨ですよ。楽しい旅行が台無しです。

人にとっては一瞬の楽しみ。でも、野生動物にとっては、たった1度の餌やりが一生を左右する大きな出来事となるのです。野生動物への餌やりはダメなのです。

牡鹿

立派な角の牡鹿がいました。

牡鹿

そばには若い牡鹿も。

牡鹿

あっ、警戒された!

鹿は警戒するとお尻の毛をブワッと逆立てます。ご参考までに、リラックス中と警戒中のお尻を並べてみましょう。

牡鹿

左は私が(一方的に)心を通わせた羅臼の彼。右は野付半島の牡鹿。二頭とも歳の頃は似たようなものなのに、なにこの対応の違い。しかも野付の牡鹿なんて結構遠かったのに!やっぱり羅臼の彼は私のMr.Right(運命の相手)…。

丹頂鶴

丹頂鶴にもちょっとだけ会えました。丹頂鶴はつがいで行動しているので周辺にもう一羽いましたが、遠すぎて撮れず。

馬

野生ではないけど。牧場のお馬さん。このお馬さんともなんか心通じました。

私の写真はここまで。
掲載写真には写っていませんが、他にはアオサギも沢山いました。6月頃からはゴマフアザラシ、冬にはオオワシも観察できるようです。

野付半島は野生動物の宝庫!野生動物に出会いたい方は是非訪れてみてください。

野付半島ネイチャーセンター

野付半島の真ん中あたりにある施設です。売店やレストラン、情報コーナーなどがあります。トイレもきれいなので、休憩ポイントとして◎。

売店で買った別海牛乳は超美味しかったです♪

所在地など

〒086-1645 北海道野付郡別海町野付63番地
TEL:0153-82-1270
開館時間:HPや電話で要確認
web:野付半島ネイチャーセンター

アクセス

野付半島まで行くには、基本的には車かバイクを使うしかありません。途中の尾岱沼(おだいとう)までは路線バスがあるのですが…。

ただ、夏と冬は期間限定で観光バスや観光船が出ていますので、徒歩旅の方はそれらの運行日程に合わせて旅程を組まれると良いでしょう。

詳しいアクセスや運行日程の最新情報は別海町HPをご覧ください。

web:別海町観光協会

17日間の修行in北海道(11)知床峠と秋の足音

もう少し続く北海道記。本日は知床峠編です。

知床峠は、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路(国道334号)の頂上。標高738mにある峠です。

人気のドライブコースですが、急カーブが続く上に野生動物(特に鹿)が飛び出してくるのでスピード注意です。

知床峠

後ろに見える山は羅臼岳。
知床峠の眺望スポットからは、雄壮な羅臼岳がこんなに近くで見られます。

知床峠から見た国後島

ガスガスで真っ白なことも多いけど、天気が良い日は見晴らし最高!遠くに国後島も見えます。

国後島をズーム

国後島をズームアップ!してみた。

紅葉しつつある羅臼岳

9月終わりの知床峠(から見た羅臼岳)。紅葉が始まっていました。黄色やオレンジに色づいてるの、わかるかなぁ?

9月半ばの羅臼岳

こちらは9月半ばの知床峠。比較用に載せてみました。天気や撮影場所は多少違いますが、上の写真と比べると木々がまだ青々としています。

知床峠の紅葉

秋色に染まりつつある木々たち。

羅臼の紅葉は黄色が多く、紅い葉はナナカマドくらいだとか。地元の方は「紅が少なくて地味なんだよ~」と仰っていましたが、十分きれいでしたよ♪

羅臼岳山頂

おまけ写真。羅臼岳の頂上。
2枚上の写真と同じ場所からズームしてみたものです。望遠135mmでこんなに撮れるんだ!と嬉しかったので載せてしまったw

開通期間

知床横断道路は冬期(11月上旬~4月下旬)は通行できません。今年2018年は10月23日から夜間通行止め、11月6日から全面通行止めが始まっています。

知床峠はもう白銀の世界なんですね。名古屋は初雪もまだですけど(^^;

規制に関する情報は、国道334号知床横断道路の除雪・開通状況(北海道開発局 釧路開発建設部)をご覧ください。

アクセス

アクセス方法は車かバイクか路線バスとなります。

徒歩でも行けなくはない…。ですが、水分補給とクマ対策は怠りなく~(^^;

徒歩旅の方

路線バスで、羅臼側からは「ウトロ」行、ウトロ側からは「ラウス」行に乗車し、知床峠で下車。

期間限定(6/9~10/8)で本数が少ないので、ご利用は超計画的に!

時刻表はこちら
阿寒バス時刻表

車やバイクの方

国道334号目指してGOです。

駐車場:バス12台、乗用車66台
トイレ:あり

知床雪壁ウォーク

年に一度、羅臼から知床峠頂上付近まで歩くイベントがあるのでご紹介しておきます。

春の知床横断道路開通の直前に開催されるイベントで、なんと雪壁の中を歩くことができるんです。楽しそう~!

知床雪壁ウォークイメージ図

写真がないのでイメージ図を描いてみました。ツッコミどころは脳内補完でよろしくお願いいたします。

少人数ではクマとの遭遇が怖くて歩く気になりませんが、イベントなら安心して歩けますね。人が多いとクマはあまり出てこないので。

知床峠まで歩いてみたい方は、こういったイベントに参加するのもアリですね!

詳しくは
web:知床羅臼観光案内所・イベントページ
お問合せ先:知床羅臼町観光協会 0153-87-3360

蝦夷のマルハナバチ

今日の写真は蝦夷のマルハナバチ。

マルハナバチ

ハチにピントがいってませんが、北海道の固有種で本州では見られないので掲載。9月中旬の羅臼で撮りました。

9月にあじさいが咲いてる!と驚いて写真撮ってたら、このマルハナバチさんがせっせと花粉を集めてました。

白っぽくて丸っこくて、毛がふわふわしてて可愛かったです(o^^o)

種類はエゾオオマルハナバチかエゾヒメマルハナバチのどちらかと思っていたのですが、調べれば調べるほど何かわからず…。

北海道地方環境事務所によると、エゾオオマルハナバチとエゾヒメマルハナバチの違いは胸部と腹部のつなぎ目が白っぽいかどうか(エゾヒメマルハナバチのつなぎ目は白っぽい)なのですが…。

写真からはイマイチわからないっていう(^_^;)

全体的に毛で覆われてふわふわしてる感じしかわかりませんw

ただ、エゾヒメマルハナバチは平地ではほとんど見られないそうなので、エゾオオマルハナバチかな~という気はしますが…。

っていうかそもそも違う種類だったりして。

わかる方がいらっしゃれば是非教えてください!

せっかくなのでもう一枚、マルハナバチの写真を。

セイヨウオオマルハナバチ

こちらはセイヨウオオマルハナバチ。特定外来生物です。

写真ではちょっと見づらいですが、お尻が白いんですよ。白いお尻がとっても目立つので、飛んでるとすぐわかります。

セイヨウオオマルハナバチは温室栽培のトマトやナスの受粉のために輸入されるようになったのですが、温室から逃げ出したハチたちが野生化してどんどん増えてしまい、今では北海道で最もポピュラーに目にするハチと言われているそうな。

確かに、管理人が羅臼に滞在していた間に見たエゾマルハナバチは1匹だけでしたが、セイヨウオオマルハナバチは何匹か目にしました。

単体で見るとどちらも可愛いけど、比べてみるとセイヨウオオマルハナバチは色もはっきりしていて力強い感じ。在来種は淡くて可憐な感じがしますね。

17日間の修行in北海道(10)道が終わるところ、相泊

まだ続くのか!と自分でも思っている北海道記。すみません、もう少し続きます…。

今回は、道道87号線のドンつき、道の終わり、相泊をご案内します。「相泊」と書いて「あいどまり」と読みます。

まずはいつもの簡易な地図でだいたいの位置関係をご覧頂きましょう。

簡易地図、羅臼-相泊

羅臼から相泊までは約24.5km。海岸沿いの一本道です。

私は道々にある観光ポイントに寄り道しながら相泊へ向かいました。そこも簡易地図に載せておきました。

アクセス

いつもは最後にアクセスを書くのですが、今回はすべての寄り道ポイントがほとんど一本道の途中にあり、降りるバス停が違うだけなので先に書いておきます。

徒歩旅の方

定期路線バスで行くことができます。但し、相泊まで行くバスは7/16~8/31の期間限定の運行であるのと、本数が少ないので注意。(相泊うんと手前の岩見橋詰までは通年運行しています。)

阿寒バス・知円別線の時刻表

車やバイクの方

道道87号線を知床半島の先っぽへ向かってただただ真っ直ぐ進みます。

クジラの見える丘公園

まずはクジラの見える丘公園。

クジラの見える丘公園

ここは羅臼港を北上して5分ほどのところにある展望台です。双眼鏡を持っていけば、波の穏やかな日にはクジラの噴気やイルカが見えることがあるそう。シャチを見た人も!

87号線から展望台まではかなり急で長い坂道を上ります。冬期間は行けない可能性があるので、冬に行かれる方は道の駅にある観光案内所などで確認してください。

クジラの見える丘公園眺望

眺望ポイントから見た景色。

最寄りのバス停

随道口

ルサフィールドハウス

羅臼から車で20分ほど。知床岬や知床岳などの一般の旅行者が普段訪れない地域のルールやマナー、情報を提供している施設です。

知床岬や知床岳に行かれる前には、是非とも立ち寄り情報収集されることをオススメします。

所在地など

〒086-1813 目梨郡羅臼町北浜8
TEL:0153-89-2722
営業時間:5月~10月 / 9:00~17:00
休館日:火曜日、※冬季(11月~4月)
入館料:無料
web:ルサフィールドハウス

最寄りのバス停

るさ川

セセキの滝

簡易地図に加え忘れましたが、ルサフィールドハウスを少し北上すると左手にセセキの滝があります。

セセキの滝

知床連山から流れてくる水が30mほどの高さから落ちている滝です。この時は水量少ないですが、春先には雪解け水で道路にしぶきが飛ぶほどの勢いになるのだとか。

最寄りのバス停

セセキ

バス停セセキの前にはセセキ温泉(野湯)がありますが、私は見ただけ~。

道の終わり、相泊

いよいよ道道の終点に到着です。羅臼から車で40分ほど。

写真がないのが残念ですが、「この先道なし」の看板が立っているのが目印です。この先には道はありません。まさに最果ての地。

看板のある橋(相泊橋)を渡ったところに駐車スペースがありますので、車をそこに停めて海岸沿いを歩きます。

純の番屋

昆布漁の番屋が立ち並ぶ海岸沿い。写真は、ドラマ「北の国から2002~遺言~」で実際に撮影に使用された番屋。主人公の純が住んでいた番屋です。

※レプリカは羅臼市街地にあり、「純の番屋」という定食屋として営業しています。

花

石浜に一生懸命咲く花。

相泊の海

雲が垂れ下がっているように見えたので思わずパチリ。

ここから先はクマとの遭遇率が高まるとのことで、私が進んだのはここカモイウンベ川河口海岸まで。

海に集う鳥たち

手前から、カモメの幼鳥、カモメ成鳥、カラス。

海と釣り人

海と釣り人。

遡上

カモイウンベ川では遡上する鮭やカラフトマスを見ることができます。

鮭とカラフトマス

写真右手の手前がカラフトマスのオスってことだけわかる。あとの黒いのはメスかなぁ???

鮭とカラフトマス

背中がぼこっと張ってる(セッパリ)のは繁殖期のオスの特徴だそう。

鮭の遡上

行けそうで行けない。時々身を休めながら、えいやっと遡上していきました。

最寄りのバス停

相泊(終点)

注意点

  • 夏は漁師さんが浜で昆布干しの作業をしています。浜の真ん中を歩くと迷惑となってしまうため、歩く場所に気をつけてください。
  • ヒグマの密集地です。特にカモイウンベ川の先は遭遇率が高いようです。私がいた宿のお客さんも、私が行った翌日の朝に遭遇しています。クマスプレーにクマ鈴を携帯して行きましょう。
  • 天候や海の状態によっては危険な状態になる場所もあります。地元の人に止められた時は、必ず従ってください。

番屋と断崖だけがある相泊の海は、羅臼港ののんびりした雰囲気とは違い、厳しさを感じる海でした。石浜に打ちつける波がそう見せるのか、潮風で傷んだ番屋の侘しい佇まい(それはそれで味があるのだけど)がそう思わせるのかはわからないけど、「厳しい自然とともに生きる」人たちの息吹を感じずにはいられない、そんな海でした。

17日間の修行in北海道(9)羅臼の海

私が滞在していた羅臼は港町。視界の端にはいつも海がありました。

今日は業務の合間に撮り溜めたものの中から、海で撮った写真を並べていきます。

羅臼の海

目の前にはいつも海。遠くにぼんやり見えているのは国後島。

国後島

晴れた日は国後島がよく見えます。カメラの望遠でズームしてみた。

滞在中は国後島がどれくらい見えるかをチェックするのが日課でした。なぜか?自分でもわかりません。ん〜…そこに国後があるから?不思議です。

海を見ていた午後

海を見ていた午後。

三羽烏1

一度やってみたかった、「堤防に腰掛けて、海を見ながらおにぎりを食べる」を実行するために堤防へレッツゴー☆途中で出会った三羽の烏。

三羽烏2

よく見ると毛がぼわぼわ。まだ子ども?それとも換毛期?この子達は兄弟なのかな。

なんて微笑ましく見ていたのに、このあと堤防でこの三羽烏に取り囲まれ、あわやおにぎりを奪取されるところでした。う、裏切り者めえぇぇぇ!

羅臼(のカラス)こえーー!と思った出来事。

(※追記:マイ自転車をカラスに差押えられた写真をインスタグラムにupしてます。よかったら見てネ!あ、インスタグラム始めました。)

海と空

沖が少し霞んでるけど、綺麗な空!海!

海保の船かわぎり

羅臼港では海上保安庁の方々がお仕事されている姿を間近で見られます。

海保の船かわぎり

これは大型巡視艇「かわぎり」という船。

ワシカモメ

いっちにぃ、いっちにぃ。ステップ踏むみたいに横歩きしてたワシカモメ。

羅臼にはこのカモメが沢山います。背後を見ると、堤防の上にボケてる物体が沢山あるのがおわかり頂けると思うのですが、あれは全部カモメです。

お魚くわえたカモメさん

釣り人が投げた魚をいただき!お魚くわえたカモメさん♪

ハナバチ

堤防に咲くピンクのシロツメクサにハナバチが。

観光船

観光船の上から観光船を撮るw

写真は撮れなかったけど、夕暮れ時は空一面がピンク色に染まり本当に綺麗でした。それが夜に向かって、藤色、紺碧と変化していく様の美しさといったら、言葉では言い表せないほど。業務ほっぽり出して写真撮りに行きたい!と何度思ったことか(笑)

次に羅臼へ行った時は、ピンク色に染まる空と海をカメラに収めたいな。

17日間の修行in北海道(8-2)絶景!開陽台~神の子池ー後編ー

道東絶景ドライブ!後編です。

後編は、裏摩周ー神の子池ー川湯公衆浴場で入浴ーデザートで締め、というルートです。

前編での「モアン山の大きな牛はまさかの巨大牛文字だったー!」という衝撃を引きずりながら、さらなる絶景、裏摩周展望台へレッツゴー☆

書き忘れていましたが、行く前に「モアン山には大きな牛がいるよ」と聞いていたので、てっきり本物の牛だと思ってたんです。それがまさか牛文字とは…。

相手もそれを狙ってたんでしょうけど、ビックリでした。しかもクオリティ高くて2度ビックリっていう(笑)

さて、気を取り直して。

裏摩周展望台

霧の摩周湖(by布施明)で有名な摩周湖の展望台の一つである裏摩周。中標津町と清里町の町境にあります。

裏摩周

地元の人やマニアの間の俗称かと思いきや、本当に「裏摩周」って名称なんですね。まずそこに驚いたゆみぞうです。

裏摩周

ただただ美しい摩周ブルー。息を呑むほど美しい。

この写真、リサイズしたのみで色調整などは一切していません。ほぼ見たままの色だと思います。この青が眼下に広がっていました。

深いけれど暗くない、澄んだ青。なんて素晴らしい青。青好きな私にはたまりません。ああ、ふれてみたい…!

裏摩周

例によって位置関係を超簡易マップにしてみました。形がヘンなのはご愛嬌…。

裏摩周は、第1、第3展望台の反対側に位置しています。第1、第3展望台より標高が低く霧が発生しにくいため、美しい湖面を見られる確率が高いと人気です。

車やバイクでないとなかなか行けない場所ですが、晴れた日の摩周ブルーの美しさは一見の価値あり。オススメです!

所在地など

〒099-4526 北海道斜里郡清里町字清泉
駐車場:15台
web:中標津町HP・裏摩周

神の子池

最後は神秘のブルー、神の子池。裏摩周の近くです。

神の子池

駐車場にある案内板。ふむふむ。摩周湖(神の湖)の伏流水でできているから神の子池なんですねぇ。

神の子池

駐車場から池までは木道を歩くとすぐに着きます。

神の子池

原生林ならではの神秘的な雰囲気。それはそれは美しいコバルトブルー。

神の子池

透き通ってる…!これで水深5mもあるなんて信じられません。手を伸ばしたら水底に届きそうなのに。

ガラス細工のような繊細な美しさ。人気スポットなのも頷けます。

ただ、駐車場直前の2kmほどが未舗装の林道で、道がかなりデコボコ。対向車とのすれ違いがちょっと怖かったです…。行かれる際はお気をつけて!

所在地など

〒099-4526 北海道斜里郡清里町字清泉
公開日:6月上旬~10月下旬
駐車場:あり。台数不明ですが結構広いです。
web:清里町HP・神の子池

川湯公衆浴場

観光の後は川湯温泉の共同浴場でひとっ風呂。写真はありませんが、あまりにいいお湯だったのでご紹介しておきます。

ここは見た目も設備も昔ながらのひなびた温泉。5人ほど入れそうな広さの内湯が2つに洗い場が4つ…だったかな。シャワーなし。昭和の香りが色濃く残るシンプルな造りです。

先程も書きましたが、ここ、兎にも角にもお湯がいいです。

内湯のうち一つは超強酸性の温泉。もう一つは地下水を温泉熱で温めた真湯なのですが、どちらもかけ流しなのです!地下水のかけ流しって初めてです。

2つを交互に入ったらとーっても気持ち良かった!疲れも吹っ飛んだし、お肌もツヤピカ。極上のお湯でした…☆

こういう「湯で勝負」できる温泉がずっと残ってくれると嬉しいのですが。また行きたいです。

設備

シャンプー、石鹸、タオル:なし(要持参)
ドライヤー:1台あり
脱衣所に鍵付きのロッカーがないので、貴重品は持って行かない方がいいですよ。

所在地など

〒088-3465 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉
TEL:015-483-2043
定休日:水曜、ほか不定休有※1/1は休業
営業時間:9:00~20:00(最終入場19:30)※5~10月は8:00~
駐車場:5台
入浴料:大人250円、小学生100円、幼児無料
web:北海道じゃらん・川湯公衆浴場

くりーむ童話

さてさてお待ちかね。締めのデザートです。くりーむ童話というお店でジェラートを頂きました。

くりーむ童話では、しぼりたての牛乳地元産の素材で作ったジェラートが食べられます。種類も豊富。

普段は即断即決の私ですが、ミルク、ラムレーズン、かぼちゃ、ハスカップで迷いに迷ってしまいました。だってどれも美味しそうだったんだもの!かといってトリプルが食べられるほどの胃袋は持ち合わせておらず…。

最終的に、かぼちゃとラムレーズンのダブルジェラートをチョイス。素材の味がよく分かる優しい甘さで、めちゃくちゃ美味しかった!幸せな気持ちになりました♪

硫黄山とジェラート

所在地など

〒088-3461 北海道川上郡弟子屈町字跡佐登原野65線71番地3
TEL:015-483-2008
定休日:夏季(5月〜10月)無休 / 冬季(11月〜4月)水曜
営業時間:夏季(5月〜10月)8:00〜18:00 / 冬季(11月〜4月)9:00〜16:00
駐車場:あり
web:くりーむ童話

まとめ

空気は美味しいし絶景だし、食べ物も美味しいし、いいお湯だし、北海道がますます好きになりました。

また、基本的には信号がほとんどない真っ直ぐの道が続くので、ドライブとしてもとっても楽しかったです。

開陽台~神の子池は道東観光の人気コースなので、道東巡りの行き先で迷った時はぜひ候補に入れてください♪