独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

バス・電車・徒歩で行く、女一人旅の旅行記。その他諸々。

17日間の修行in北海道(12)「この世の果て」野付半島で野生動物と出会う

長いようでみじか…いや、本っ当〜に長かった羅臼滞在最終日は、午前中の仕事をすべて終えてから空港へ向かいました。

今回は中標津空港から新千歳空港へ飛んで中部国際空港に帰るという経路を取ったため、宿主氏に送ってもらって中標津空港へ。

本日は、その途中で寄った野付半島の野生動物たちの写真です。

なんだか恒例になってきた簡易地図で、だいたいの位置関係をば。

野付半島

野付半島(のつけはんとう)は、根室海峡にぴょこっと突き出した全長26kmの砂嘴(さし=鳥のくちばしのように延びた堤防状の砂の堆積)。その規模は日本最大だとか。

湿地帯に立ち枯れした木々が並ぶ荒涼とした様から、「この世の果て」とも言われています。

この日の天気は曇り時々小雨。こんな日は撮影したくありません。

私の可愛い可愛いミラーレスカメラちゃんは防滴・防水機能ついてないんで(ついでに手ぶれ機能もありません)、「何かあったら」と思うと気が気でないのです。立ち直り不可能。生ける屍必至。

そんな私のはるか前方にオジロワシが現れました。

ぎゃおー!なんでこんな時に限って!!

最初は頑なに撮影を拒否していた私ですが、宿主氏の「何やってんだ飛んでっちまうべ!!早く撮るべ!!!」の怒号に負けてしぶしぶ撮影。

私のカメラが水に弱いと知った上で小雨の中写真を撮れと仰る宿主氏。ご無体な…。

オジロワシ

でも、そのおかげで飛び立つ瞬間を捉えられました!

かなり距離があったので相当ブレてるだろうな〜と思ってたけど、意外とちゃんと撮れてて嬉しい。さすが私の可愛いカメラ。愛してる。

飛び立つオジロワシ

オジロワシは成鳥の尻尾が白いから尾白=オジロ。ぐわっとなった爪を見ると猛禽類なんだなぁと実感します。

キタキツネ

次に会ったのはキタキツネ。

なんのてらいもなく私の足元を通り抜けて行く…。

キタキツネ

キタキツネ

あまりに近すぎてはみ出ました。

キタキツネ

何ももらえないとわかり、去っていく後ろ姿。
キミはいつからヒトがもたらす食べ物の味を知ってるの?

人のそばに平気で寄って来る野生動物は、人間が食べ物をくれると思っています。いわゆる餌付けされている状態です。

餌付けされた動物は、食べ物をもらおうとして走行中の車やバイクにも寄ってきたりします。そうして轢かれて死んでしまうケースが後を絶ちません。羅臼では、体が真っ二つどころか三つに分断されたキタキツネの死骸がありました。

轢いてしまった人も悲惨ですよ。楽しい旅行が台無しです。

人にとっては一瞬の楽しみ。でも、野生動物にとっては、たった1度の餌やりが一生を左右する大きな出来事となるのです。野生動物への餌やりはダメなのです。

牡鹿

立派な角の牡鹿がいました。

牡鹿

そばには若い牡鹿も。

牡鹿

あっ、警戒された!

鹿は警戒するとお尻の毛をブワッと逆立てます。ご参考までに、リラックス中と警戒中のお尻を並べてみましょう。

牡鹿

左は私が(一方的に)心を通わせた羅臼の彼。右は野付半島の牡鹿。二頭とも歳の頃は似たようなものなのに、なにこの対応の違い。しかも野付の牡鹿なんて結構遠かったのに!やっぱり羅臼の彼は私のMr.Right(運命の相手)…。

丹頂鶴

丹頂鶴にもちょっとだけ会えました。丹頂鶴はつがいで行動しているので周辺にもう一羽いましたが、遠すぎて撮れず。

馬

野生ではないけど。牧場のお馬さん。このお馬さんともなんか心通じました。

私の写真はここまで。
掲載写真には写っていませんが、他にはアオサギも沢山いました。6月頃からはゴマフアザラシ、冬にはオオワシも観察できるようです。

野付半島は野生動物の宝庫!野生動物に出会いたい方は是非訪れてみてください。

野付半島ネイチャーセンター

野付半島の真ん中あたりにある施設です。売店やレストラン、情報コーナーなどがあります。トイレもきれいなので、休憩ポイントとして◎。

売店で買った別海牛乳は超美味しかったです♪

所在地など

〒086-1645 北海道野付郡別海町野付63番地
TEL:0153-82-1270
開館時間:HPや電話で要確認
web:野付半島ネイチャーセンター

アクセス

野付半島まで行くには、基本的には車かバイクを使うしかありません。途中の尾岱沼(おだいとう)までは路線バスがあるのですが…。

ただ、夏と冬は期間限定で観光バスや観光船が出ていますので、徒歩旅の方はそれらの運行日程に合わせて旅程を組まれると良いでしょう。

詳しいアクセスや運行日程の最新情報は別海町HPをご覧ください。

web:別海町観光協会