独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

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17日間の修行in北海道(3)羅臼湖

今回の羅臼は早朝から深夜まで民宿の業務があったため、自由に観光できたのはごく僅かでした。業務の一環としての観光は時々あったけど(^^;

そんな中で滞在中に行った場所の写真を羅列していきます。

羅臼湖

まずは羅臼湖。 北海道最後の秘境と呼ばれている、知床国立公園最大の湖です。

羅臼湖入口から4つの沼を通過し、羅臼湖へ至るコースです。羅臼湖は知床国立公園最大の湖沼です。ダケカンバ、トドマツの混交林の合間に点在する湿原や雪田では初夏にはチングルマやワタスゲのお花畑が、また秋には草紅葉が広がり季節ごとに異なる表情を堪能できます。

出典:羅臼ビジターセンター・羅臼湖

入口から羅臼湖までの間に通る4つの沼は、どれも沼というより湖!きれいでした。中でも三の沼は絶景ポイントです。

羅臼湖三の沼

三の沼。この日は生憎の天気で羅臼岳がすっぽり雲に覆われてしまっていますが、天気の良い日は湖面に羅臼岳が映り、それはそれは美しいそう。

羅臼湖

道に横たわる大木によじ登ったり、ぬかるみですっころんだりしながらも、入口から1時間半ほどで羅臼湖に到着。

本当に大きな湖!小雨がぱらついていたので早々に立ち去りましたが、もう少しゆっくり見ていたかったな。そして、広大な景色を前に、超広角の単焦点レンズが欲しくなりました。

ゆみぞう
ゆみぞう

この前やっとカメラバッグ沼から生還したばかりなんだから自重せーよ<自分

帰りは来た道を戻ります。

羅臼湖入口から羅臼湖の道のり

所要時間:往復3時間程度
ちょいちょい登り(帰りは下り)がありますが、苦なく歩ける程度の勾配です。最後の五の沼のあたりの急登がちょっと大変なくらい。体力ゼロの私でも余裕で行き来できました。

ただ、木の根道、道をふさぐ大木、ぬかるみと三拍子揃った悪路が多く、歩きづらいし非常によく滑ります。怪我に注意!

注意点と必需品など

服装

先述したとおり悪路が多く、天候によっては膝下まで埋まってしまうほどの深いぬかるみもあるので、長靴+転んでもいい服(軽登山装備)が必須です。すっころんで尻もちついたBBAがここにいます。

羅臼湖周辺にトイレはありません問題

公衆トイレは知床峠にしかありません。羅臼湖入口から羅臼湖までの間には携帯用トイレが使えるブースが1箇所あるのみで、それも携帯トイレを持っていなければ使えません。携帯トイレも必需品です。

やっぱりアイツのこと

クマ ( ̄(エ) ̄)

います。ヒグマの生息域です。クマ鈴も必携です。

飲食物の持ち込みは気をつけて

クマが寄ってきちゃうかもしれないので、飲食物の持ち込みは必要最小限に留めて、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

三の沼と羅臼湖の前にはウッドデッキがあるのでお弁当を広げたくなりますが、本当は食べない方がいいそうです。景観スバラシイし空気もいいから、おにぎりくらい食べたいけどネ。

でも、羅臼(というか北海道全域?)は外でなにか食べてると本当に野生動物が寄ってくるので気をつけてください。管理人は海岸沿いでおにぎり食べててカラスに狙われました。

アクセス

まず羅臼湖入口に行かねばならないのですが、そこまで行くのが結構大変です。

  • 羅臼から路線バスに乗り「羅臼湖入口」で下車
  • 知床峠から徒歩で羅臼湖入口へ行く(3km)

このどちらかしかルートがありません。羅臼湖入口周辺には駐車場もないので、車やバイクの場合は知床峠の駐車場に停めて歩くことになります。

おすすめのルートは?

うーん…。どちらも一長一短あるので難しいです。

体力的には、始発の路線バスで行って余裕をもって帰ってくるのが一番ラク。でも、路線バスは期間限定(6月初旬~10月初旬)の運行で一日に4本しかなく、帰りを逃すと大変。最終逃したら地獄。

知床峠から歩くコースは必然的に車やバイクで行くことになるので、時間に縛られず自由に行動できる利点があります。知床峠にはトイレもありますし。でも、知床峠~羅臼湖入口だけで往復6km…。舗装道路とはいえ峠の6kmはキツイ!

最終的には個々の予定と事情によって決めるしかありませんが、どちらのルートもスイスイらくらくとはいかず非常に悩ましいです。さすが秘境。

参考までに、路線バスの時刻表を貼っておきますね。
阿寒バス時刻表

羅臼湖の詳細はこちらへ。
羅臼ビジターセンター
世界遺産知床情報局・羅臼湖トレッキング