父と上高地へ(1)服装と河童橋から明神まで
昨年、平成31年4月30日をもって平成は終わりを告げ、翌5月1日より令和元年となりましたね。 その平成最後の日、皆様はいかがお過ごしでしたか?
管理人は長野県の上高地におりました。
父と 。
両親は管理人が幼少の頃に離婚しているため、管理人には父と過ごした記憶がほとんどありません。
どういうわけか大人になってから数年に1度くらい会うようになったんですが、会ってもちょっと食事する程度で、そんなに長い時間を過ごしたことはありませんでした。
それがまさか旅行することになるとは。しかも2人で。ビックリです。
会話もつのかw
なんてちょっぴり不安を感じながらも、きっといい思い出になるし、父への親孝行にもなるかなと思って行って参りました。
と言いつつ、すべて父におんぶに抱っこでお世話になりっぱなしだったので、本当に親孝行になったかは謎ですがw
上高地って?
長野県松本市にある山岳景勝地。トレッキングから本格登山まで楽しめる山岳リゾートです。標高は約1500メートル。
景観の美しさから、「特別名勝」と「特別天然記念物」の2つに指定されています。この2つの称号を持つのは、日本国内では黒部峡谷と上高地のみだそう。( 2020年2月現在)
コースのイメージはこんな感じ。
バス停のある大正池か上高地バスターミナルがスタート地点となります。
管理人が行った時は、大正池、河童橋周辺、明神あたりが人気で混雑していました。特に河童橋がすごかった(^_^;)
管理人は徳沢に1泊したので、上高地バスターミナルから徳沢(簡易イメージの赤マル地点)を歩きました。
旅程
今回は父運転の車で行きました。
- 早朝、まだ暗いうちに名古屋出発
- 11:00頃 あかんだな駐車場に到着
- あかんだな駐車場発のシャトルバスに乗って上高地バスターミナルへ(所要時間30分くらい)
- 昼すぎ〜16:00 上高地バスターミナルから徳沢までハイキング
- 徳沢園泊
上高地はマイカー規制のため、車は平湯のあかんだな駐車場(高山方面)や沢渡駐車場(松本方面)に停めて、そこからシャトルバスで移動します。
天候と服装
天気と気温
曇り時々雨
気温はチェックし忘れました。すみません。
前日まで雪が降っていたとかで、とっても寒かったです。完全に冬でした。
服装
がっつり登山装備で行きました。
アウター: ソフトシェルジャケット(ちょっとした雨なら防げる防風ジャケット)
トップス:ウールのアンダーウェア(山用・吸汗速乾)、長袖Tシャツ
ボトムス:サポートタイツとトレッキングパンツ
その他小物:帽子、手袋、靴下
靴:トレッキングシューズ(マムートT エナジー)
雨具&防寒着:レインスーツとフリースジャケット
ザック:グレゴリーの34リットル
雨具と防寒着は状況に応じて脱ぎ着してましたが、朝夕はほんっとに寒かったし、雨もよく降ったので持って行って良かったです。
服装のオススメ
気温が平地より5〜10℃ほど低いので、真夏であっても長袖や薄手の防寒ジャケットは必須です。
大正池から河童橋までは、アップダウンが少なく道もかなり整備されているので、動きやすい服なら軽装でも行けなくはない印象でした。靴も履き慣れたスニーカーで行けそう。
でも、明神や徳沢を目指す場合は、今回管理人が着ていたような山登りスタイルで行った方がいいと思います。
特に靴はトレッキングシューズを推奨します!!
整備されていると言っても山道ですし、道がぬかるんでいることもあります。そして意外と沢山歩きます。自分で歩くしか帰る方法がない上に、街中のようにあれこれ売っているお店はありません。
途中で靴擦れを起こしたらほんっとに地獄ですから、足元は万全を期すことをオススメします。
天候が変わりやすいので雨具も必須です。両手が空けられるレインスーツがあると便利!
上高地バスターミナル~明神
名古屋から上高地へは高速バスを乗り継ぐか車で行くしかありません。(夏季のみ直通バスあり)
また、上高地はマイカー規制が行われているので、車で行った場合は平湯か沢渡の駐車場からバスかタクシーを利用する必要があります。
管理人たちは車で平湯のあかんだな駐車場まで行き、あかんだな駐車場からシャトルバスで上高地バスターミナルに移動しました。
上高地バスターミナルにはログハウス風のレストハウスが立ち並び、なんとも小洒落た雰囲気です。
郵便局もログハウス風。ここでは郵便事業のみ行っているそう。
バスターミナルから5分ほど歩くと河童橋です。上高地のシンボル的スポットですね。写真には人がさほど写っていませんが、実際にはかなり混雑していました。
河童橋の下は清流・梓川が流れます。雨の時は川は濁るものだと思ってたけど、この悪天候の中でも透明感を失わない清らかさ。
河童橋のたもとからは、晴れていればこんな絶景が見られるのですが…。
嗚呼、霧の向こう側。
近くにオシャレなカフェがあったのでコーヒーでも飲みたかったのですが、夕方までに宿に着かないと真っ暗になってしまうので先を急ぎます。
ここから先は明神までトイレがないとのことだったので、トイレを済ませて出発です。因みにトイレはチップ制(100円)。
明神に続く道に入ると、こんなに雪が!4月末とは思えません。
河童橋から明神に続く道は、湿原や梓川の上を通る梓川右岸コースと、森の中を行く梓川左岸コースの2つあります。
管理人達は右岸コースを行く予定でしたが、前日の雪のためにまさかの通行止め。予定を変更して左岸コースを行くことになりました。
解けた雪と雨でぬかるむ道。水たまりを避けながら歩きます。
起伏の少ない緩やかな道で最初は歩きやすかったのですが、途中から道の大部分が凍っていて、気をつけていてもツルッと滑るので大変でした。
っていうか父、1泊2日なのに何故そんなに大荷物なの…(^_^;)
左手には梓川と白くけぶる山々。
時々降る雨のせいでしょうか、鳥の1羽も見かけず。野鳥観察も楽しみにしていたので、ちょっと残念でした。遠くで声はしてたんだけどなぁ。
さて、父の登山話を聞きながら森の中をゆるゆると歩くこと1時間ちょっと、明神に到着しました。
2020年はマーモット(Marmot)の福袋を買いました
もんのすごーーーーくお久しぶりです。管理人ゆみぞうです。
昨年は旅行が少なめだったのと、PC不調だったり、その他諸々ちょっと忙しくしていたため見事な放置プレイをかましてしまいました。
まだ読みに来てくれる人いるんだろうかw
さて、久方ぶりの更新は、福袋のネタバレです。
今年もやりました。手を出しました。
昨年のマムートが個人的に大当たりだったので、いい気になって買いました。
今年の戦利品は、好日山荘のマーモット福袋(レディース福袋B) ¥16,500(税込)なり。
ジャケット・ロングスリーブシャツ・襟付きシャツ・ミドルレイヤーウェア・小物などから定価 ¥40,000円以上(税抜)相当のお品が3点入っているとのこと。
本当は今年もマムート狙ってたんですが、決済画面で何十回と鯖落ちしてる間にSOLD OUT。なんでだよおおおおおおおおお!とむせび泣きながらマーモットを購入した次第です。
因みにレディース福袋Aは、定価 ¥24,000以上(税抜)相当が3点入って ¥11,000(税込)でした。
さあ、今年の福袋は福が入っているでしょうか。
鬱袋でないことを祈りつつ、開封の儀☆
クリスマス前に届きました。今年も好日山荘がサンタさんでした。
箱を開くと、購入のお礼と次回の買い物で使える割引券がコンニチハ。
昨年は確かマムートのショップ袋が一番上にどんっと入っていて、「うはーマンモスゥゥゥゥw」とテンション爆上げだった記憶が。ショップ袋が真っ先に目に入るとテンションが上がるので、来年は是非ショップ袋を一番上にして頂けると助かります。あれ、もう買う気?
気を取り直して、まず1枚目。
クライムスピードエアーロングスリーブジップ(Climb Speed Air L/S Zip) 定価 ¥7,000(税抜)
吸汗速乾の春夏用ベースレイヤーです。
広げてみるとこんな感じ。白っぽいグレーにからし色のアクセントが可愛いです。
昨年お気に入りのロングスリーブがボロボロになっちゃって、こういうの欲しかったから嬉しい♪
2枚目はこちら。白いウィンドブレーカー?と思いきや…。
超軽量・極薄の防水透湿シェルジャケットでした。うおー、雨具じゃー!
ゼロフロージャケット(ZERO Flow Jacket)
定価 ¥23,000(税抜)
旅行用に薄手のシェルジャケットがあるといいなーと思ってたんですよ。シェルジャケットって便利だから旅行に必ず持って行くんですけど、山で使ってるのは色が派手なので街で着るのはチョット…なんですよね。
でも、これなら街でもOKです。しかも145gと超軽量。これはすごく嬉しい!!
あら、もう最後。3枚目は黒と黄色系のチェックシャツでした。
ガンクラブチェック ロングスリーブシャツ(Gun-club Check L/S Shirt)
定価 ¥12,000(税抜)
背中の裏地がメッシュ素材になっていて、汗をかいてもべたつきにくいらしい。真夏の低山以外はいける感じかな?UVカットシャツです。
全部並べてみましょ~。
色味がトータルコーデされててイイ感じ。派手じゃない黄色が可愛いですね♪
今回の福袋の評価
定価総額¥42,000分(税抜)入っていました。広告に偽りなし。
欲しい物も入ってたし、何より雨具が入っていたのが良かったです。色のチョイスも良かった。
あと、全部使えるものっていうのが嬉しいです。
だって、去年のマムートのアコンカグアったら未だビニール被ったままなんですよ。もったいない。でも激しいオレンジ着れん(^_^;)
という訳で、総評は当たり!
福入ってました♪
因みに、パンダは1枚目のベースレイヤーが気に入ったみたいですw
昨年の福袋ネタは↓からどうぞ。 dokutabi.hatenablog.jp
春の秩父旅・3日目|三峯神社(2)遥拝殿・お仮屋・宿坊
春の秩父旅、ラストは三峯神社の遥拝殿・お仮屋・宿坊を一気にご紹介します。
写真はいずれも3日目の朝、境内を散歩した時に撮ったものです。時間は8時頃。毎回書いてますが、めちゃめちゃ寒かった!!気温1℃でしたもん。前回の参拝で寒さを実感して、今回はしっかり防寒してきたつもりだったのですが…。
足りませんでしたorz
まだ山の寒さをナメてたみたいです(>_<)
遥拝殿
というワケで、寒い寒いと言いながら遥拝殿へ向かいます。
遥拝殿は妙法ケ岳山頂の奥宮を遥拝する場所で、神社内で下界が一望できる唯一の場所。
条件が揃えば雲海が見られることもあり、早朝からツアー客で賑わっている時もあるそうです。
遥拝殿へは拝殿の横の摂末社の前を通って行きます。
遥拝殿の方角から差す神々しい朝陽に包まれて、一歩進むごとに体の中がきれいになっていく気がしました。
階段を上った先が遥拝殿。まだ目覚めきっていない老体にムチ打ち、うんせうんせと階段を上ります。
着いたー!(ってほど大変な階段ではないけど。笑)
降り注ぐ朝陽があまりに神々しかったので、敢えてスピリチュアルな感じに撮ってみました。
遥拝殿の中です。正面に見えるのが奥宮のある妙法ヶ岳。
遥拝殿からの景色。絶景!
この日は視界が良く、かなり遠くまで見渡せました。後で知ったのですが、なんとここからは初日に行った羊山公園も見えるそうです。
お仮屋(おかりや)
次はお仮屋です。お仮屋は三峯神社の御眷属、大口真神(お犬様)のお宮です。
お仮屋は宿(宿坊)から遥拝殿とは反対方向にあるので、一旦宿に戻って暖を取ってから出直しました。
雪の残る静かな一本道を進みます。
歩いて2~3分のところにある、えんむすびの木。
拝所には縁結び用の奉納箱があります。備え付けの紙に好きな人の名前を書いて納めると恋愛成就するそうな。
小さくて可愛い鳥居。寄り添う2本の木はヒノキとモミの木。
えんむすびの木を過ぎるとすぐ、お仮屋の入り口があります。
が、ここから行くと途中から未舗装の坂道(短いけれど急勾配)になり、雨や雪の後はぬかるんで危険です。
もう少し先まで進んで、鳥居まで行った方が比較的安全です。
これがお仮屋の鳥居。扁額には「遠宮」とありますがお仮屋のことです。
この鳥居から入ると階段だけでお社まで行けます。こっちもこっちで急勾配ですが…(^_^;)
そうそう、三峯神社の狛犬はすべてお犬様(オオカミ)の姿をしているんですが、ここお仮屋の狛犬だけ他とちょっと違います。
親子なの!(奥がお母さん、手前が子犬)
子犬がはつらつとしていてとっても可愛い(≧∇≦)
大口真神(お犬様)のお宮は宿坊の裏手にももう一つあるらしいのですが、前回は行くのを忘れてしまいました。
そして今回も忘れて帰って来てしまいました…。
次回の課題ですね(;´Д`)
宿坊:三峯神社 興雲閣
三峯神社の宿坊、興雲閣。
お部屋は和室。年月は感じますが広くてきれいです。小さい冷蔵庫もあります。
アメニティはタオルと歯ブラシ、浴衣。
お部屋からの眺め。お山がきれいです。
お部屋にバス・トイレ、洗面台はありません。トイレ・洗面台は共同(男女別)となりますが、よく清掃されておりきれいです。
お風呂は温泉「大滝温泉三峰の湯」があります。
これがとっても良いお湯!
ちょっとぬるめだけれど管理人は大好きです。日帰り入浴も可能なので、宿泊しなくても入れます(o^^o)
お食事も美味しいですよ!
ただ、いかんせん量が多すぎてとても食べきれないのと、朝一番動きたい時間が朝食の時間と重なるので(我がまま管理人です。笑)、今回は素泊まりにしました。
素泊まりにする時の注意
西武秩父駅周辺で夕食と翌日の朝食を買って行く必要があります。
三峯神社周辺にはお弁当などを売っているお店はありません。参道の食事処は早いと15時頃に閉まってしまいます。
宿坊の売店も食事系は売っていないので、気をつけてくださいね。
三峯神社興雲閣 基本情報
〒369-1902 埼玉県秩父市三峰298-1
TEL: 0494-55-0241(三峯神社社務所と共通)
web:三峯神社 興雲閣
小教院
興雲閣のお隣には、アンティーク茶亭「小教院」もあります。
現在は喫茶スペースですが、元は736年頃に観音像を安置するために建てられたお堂で、朽ちるままになっていたものを1739年に再建し、更にそれを平成3年に改修して現在に至るーという大変歴史の古い建物です。
メニューは飲み物と個数限定の特製コーヒーゼリーのみ。食事はありません。
今回は寄りませんでしたが、前回参拝した時はコーヒーを頂きました。美味しかったです。
小教院 基本情報
営業時間: 9:00〜17:00
ラストオーダー:16:30
web:三峯神社 小教院
三峯神社で出会えた野鳥
今回の三峯神社では少しだけ野鳥にも出会えました。
イワツバメ。興雲閣のあちこちに巣がかけられていて、イワツバメがビュンビュン飛んでました。
動きが速すぎて撮れない〜(^_^;)
帰りのバス停へ向かう途中でヤマガラにも出会いました。
野生のヤマガラ初めて見たけど可愛かった〜。
またね。
こうしてヤマガラに見送られ(?)朗らかな気分で帰宅の途に就きました。
楽しかった♪
次は奥宮にも行きたいなぁ。(と毎回言ってるw)
春の秩父旅・2&3日目|三峯神社(1)バス停〜御本殿
春の秩父ひとり旅、最後は三峯神社へ向かいます。
写真がべらぼうに多くなってしまったので、三峯神社の旅行記は2回に分けてお送りします。すみません(´д`;)
旅程(2日目後半&3日目)
- 13:30 西武秩父駅より西武バス「三峯神社行き」乗車
- 14:45 バス停「三峯神社」着
- 徒歩で三峯神社へ(寄り道しなければ10分程度)
- 三峯神社、興雲閣泊
- 10:00 チェックアウト
- 10:30 三峯神社より西武バス「西武秩父駅行き」乗車
- 11:45 西武秩父駅着
- 12:25 特急ちちぶ(レッドアロー)乗車
- 13:44 池袋駅着
- JR山手線で品川駅へ
- 品川から新幹線で名古屋へ
天候と服装
天気と気温(三峯神社)
2日目
くもり
最高気温 9℃ / 最低気温 -2℃
3日目
晴れ
最高気温 13℃ / 最低気温 -3℃
見てください、この最低気温。マイナスですよマイナス。4月中旬なのに。山の上すごすぎる。
服装
中綿入りジャケット、薄手のフリースパーカー、長袖Tシャツ、アンダーウエア(メリノウール薄手)、トレッキングパンツ(3シーズン用)、タイツ、ウール靴下、手袋、トレッキングシューズ(コロンビア)
これだけ着込んでカイロも持ってたけど、早朝から境内をうろついたら凍えました。めっちゃ寒い!!!!
宿の中は暖かいけど外はめちゃめちゃ寒いので、春の三峰に行く人は防寒対策ぬかりなくしてくださいね!管理人も次はガチ冬用のフリースとインナーダウン持ってく。絶対。
西武秩父駅→バス停 三峯神社
三峯神社へは西武秩父駅からバスで向かいます。
三峯神社はさすが人気スポットなだけあって、1日に数本、三峯神社行きの急行バスも出ています。ありがたいですね。
バスの車窓から見える景色できれいなのは、二瀬ダムあたりでしょうか。
あとは道路と崖と木くらいしかなかったような…。見逃しただけかしらん?管理人が行った時はまだ冬景色で寂しい感じの木ばかりでしたが、桜や新緑の季節になったらきれいかもしれません。
急行バスだと1時間15分くらいで三峯神社の駐車場に到着します。
神社へは、駐車場の階段を上ってあとはひたすら左方向へ進むのみ。
駐車場の階段を上がった辺りから見える景色。これは旅行2日目の写真。
雪に覆われた山々に、4月であることを忘れそうになります。
これは3日目に撮ったもの。晴天だったので雲取山もはっきり見えています。
西武バス時刻表
web:西武バス・三峯神社線
三峰ビジターセンター
駐車場の階段を上がってすぐのところに三峰ビジターセンターがあります。ちょっと寄ってみましょう。
三峰ビジターセンターは、三峰周辺に生息する動物の剥製や野鳥の鳴き声、写真などを展示している施設です。
ニホンジカやツキノワグマ、タヌキ、ムササビ、フクロウ、キジなどなど沢山の動物や鳥の剥製があり、なかなかの迫力。
野鳥の鳴き声が聴けるブースでは、野鳥の声だけでなく牡鹿の鳴き声も聴けました。恋の季節にキュイイーーーンと雌を呼ぶ声なんですが、思ったより大音量!ビックリして「うわぁ」と言ってしまった管理人です(笑)
山の資料や両神山・雲取山での危険箇所などを示した「安全登山マップ」も掲示されているので、登山前の情報収拾にも良いと思います。
三峰ビジターセンター 基本情報
〒369-1902 秩父市三峰8-1
TEL:0494-23-1511
開館時間:9:00〜17:00
休館日:なし
入場料:無料
web:三峰ビジターセンター
三峯神社・三ツ鳥居までの道
ビジターセンターから三峯神社の三ツ鳥居までは塗装道路。緩やかな上り坂です。
奥宮への入り口があります。奥宮はいつか行きたいところ。
奥宮入り口の近くには、少ないですがお食事処があります。
わらじカツが美味しいと評判の大島屋。
お蕎麦が絶品と評判の山麓亭。
あともう一軒、三峯ちどりやというカフェもあります。軽食ですが、美味しいと評判です。
管理人はどの店もまだ入ったことがないのですが、いつか制覇してみたいです。お蕎麦食べたい!
三峯神社
大島屋を過ぎるとすぐ三ツ鳥居に到着です。駐車場からここまで5分くらい…かな?写真撮りながら亀の歩みなので、正確なところがよくわかりません。すみません。
境内の様子
三峯神社に着くと、珍しい三ツ鳥居が出迎えてくれます。
この大小3つの鳥居を組み合わせた鳥居を三ツ鳥居、または三輪鳥居といいます。全国で数社しかない珍しい鳥居です。
威風堂々とした佇まいといいシックな色合いといい、カッコいいですね。
三ツ鳥居から少し進むと左手に隋神門があります。雪がまだこんなに残ってる〜!
ちなみに右手には遥拝殿がありますが、まずは随神門から拝殿へ向かいます。
随神門アップにしてみた。
三峯神社は至る所の装飾が華やかで綺麗なんですよね。それを見るだけでもテンションが上がります♪
左)遥拝殿の横にある登山道の入り口。
右)参拝者が通る隋神門から拝殿に続く道。
それにしても雪の残り具合がすごい。とても4月とは思えません。平地住まいの感覚だと真冬です(^_^;)
隋神門から少し歩くと拝殿前の鳥居に到着です。2年ぶりでございます〜!
2本の大木(御神木)の間に見えているのが拝殿です。
手水舎と拝殿。
手水舎が白く美しいのも三峯神社の見どころの一つ。と勝手に思ってます(^_^;)
装飾の色合いも華やか。
拝殿前にある、敷石に水をかけると浮かび上がる「敷石の龍神」。水がかかってなくても結構はっきり出てるんですね~。
水をかけた時の写真は、こちらの記事にあります↓↓↓
三峯神社の御朱印
御朱印も頂きました。
三峯神社の御朱印。
「登拝」にジーンとしてしまう。山の上まで来たんだなぁと。バスで登ってきただけだけど(笑)
ワンちゃんの同伴が禁止に
三峯神社は御眷属様がお犬様であることから、ワンちゃん同伴での参拝を認めている神社です。
が、先日、今年7月1日よりペット同伴での参拝を禁止にすると発表されました。(盲導犬、聴導犬、介助犬の同伴はこれまで通りOKです。)
一部の心無い方の振舞いが原因だとか…。
管理人が行った時もペットのワンちゃん同伴での参拝者が沢山いて、静かにお散歩されている方がほとんどでしたが、中には眉をひそめてしまうマナーの方もいました。ウンチ落ちてましたし(^_^;)
たまたまかと思っていましたが、神社側が対応せざるを得ないほどの状況になってしまっていたんですね。神社でそんな事が起きていたなんて…。
神様をなんと心得る~!とは言いませんけど、神社は信仰の場ですし、参拝の折には神様を敬う気持ちが大切なんじゃないかなぁと思う管理人です。
ともかく何とも残念な出来事ですね。
三峯神社 基本情報
〒369-1902 埼玉県秩父市三峰298-1
TEL: 0494-55-0241
web:三峯神社
春の秩父旅・2日目|レンタサイクルで秩父神社へ
秩父ひとり旅2日目。
この日の予定は移動のみ。
11:00にホテルをチェックアウトしたら西武秩父駅(祭の湯)でのんびり過ごして、最終目的地である三峯神社へ向かう予定でした。
が、西武秩父駅に着いてから急に気が変わって(動き回りたくなりw)、駅のレンタルサイクルでママチャリ借りて秩父神社に行ってきました!
旅程
- 11:00 チェックアウト
- 秩父神社
- 13:30 西武秩父駅より西武バス「三峯神社行き」乗車
- 14:45 バス停「三峯神社」着
- 徒歩で三峯神社へ(寄り道しなければ10分程度)
- 三峯神社、興雲閣泊
天候と服装
天気と気温(秩父)
晴れ
最高気温12.4℃ / 最低気温2.6℃
服装
Tシャツや下着は替えてますが、前日と同じラインナップです。
中綿入りジャケット、薄手のフリースパーカー、長袖Tシャツ、アンダーウエア(モンベル ジオラインL.W)、トレッキングパンツ(3シーズン用)、タイツ、ウール靴下、トレッキングシューズ(コロンビア)
秩父神社
西武秩父駅から自転車に乗り、ほぼ平坦〜緩い下り坂(ということは帰りは上り坂)をゆるゆると進むこと7〜8分。秩父神社に到着しました。
境内の様子
秩父神社は、三峯神社・宝登山神社と並ぶ秩父三社の一つ。武甲山を御神体とする、御鎮座2100年以上の古社です。
鳥居をくぐると鮮やかな神門。濃い朱色に桜のピンクがよく映えます。
優しい色。秩父神社の和やかな雰囲気にぴったりですね。
参拝を済ませた後は、お待ちかねのこれ。水占みくじ!
数年前の西武鉄道のCMで土屋太鳳ちゃんが水に浮かべてたおみくじです。あのCM観てから、秩父神社へ行ったら絶対引こうと思ってました。ミーハー管理人です(笑)
左の賽銭箱に初穂料(200円)を納めたら、巻物状になっているおみくじの中から好きなものを一つ選びます。
おみくじの横には、巻物の帯紐を捨てるための竹筒や、濡れたおみくじを持ち帰るためのビニールも置いてあって至れり尽せり。
で、おみくじをこの武甲山の伏流水でできた池に浮かべると、文字が浮かび上がってきて結果がわかるという仕組みです。
結果は…写真撮り忘れましたorz
次は境内をぐるりと一周。御社殿に施された見事な彫刻の数々を見学しました。
まずは御本殿の東側の彫刻、つなぎの龍。大海原さながらの鮮やかな青色がひときわ目を引きます。
つなぎの龍は、名工、左甚五郎作と伝えられています。
鱗の一枚一枚まで丁寧に彫り込まれた立体感、生き生きとした表情はまるで生きているかのよう。
この龍には、「その昔、近くの天ヶ池(あまがいけ)に住みついた龍が暴れると必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことから、この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ龍が現れなくなった」という伝説が残っているそうです。
鎖に繋がれているからつなぎの龍なんですね。
本当に鎖で繋いであるんですよ。もし鎖を外したら…天ヶ池に現れたりして!?(笑)
こちらは御本殿の北側にある北辰の梟(ほくしんのふくろう)。
ここでお願い事をすると梟が叶えてくれるそう。特に学業にご利益があるとのことで、絵馬掛所が用意されています。
この梟を見て、なんかちょっとヘンというか、違和感ありませんか?
そう、体は後ろ向き(背中)だけど、顔だけぐりーんとこっち向いてるんです。お、お尻が可愛いw
秩父神社のご祭神、妙見菩薩は北極星(北辰)を神格化したもの。この梟は体は御本殿(南)に向き、頭は正反対の真北を向いて妙見菩薩=北極星が現れる方角を見つめているんですって。
そして、御本殿西側にあるお元気三猿。
三猿といえば日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」が有名ですが、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿だそうです。
確かに元気に会話しているような表情してますね。
他にも拝殿には左甚五郎作の子宝・子育ての虎があるのですが…。見た記憶もなければ写真もない。うっかりスルーしてしまったようです(^_^;)
御朱印と登山守
最後は授与所で御朱印とお守りを頂きました。
秩父神社の御朱印。
登山守(500円)。つなぎの龍が武甲山のようにも見えてカッコいい。
アイロン式のワッペンのようですが、管理人は救急セットの中に入れてます。さすがにザックに貼る勇気は…(笑)
さて、そろそろ時間なのでまた自転車に乗って西武秩父駅に戻りましょう。
秩父神社 基本情報
〒368-0041埼玉県秩父市番場町1-3
TEL:0494-22-0262
web:秩父神社
秩父広域観光レンタルサイクル(サイクるっとちちぶ)
レンタルサイクルについても少しご紹介しておきますね。
貸出場所(サイクルステーション)は西武秩父駅にある秩父観光情報館の他、長瀞や小鹿野など全6箇所にあります。
レンタルした自転車は6箇所のサイクルステーションのどこで返却してもOK。
但し、貸出ステーション以外への返却は事前申請が必要です。乗り捨て料金(500円)もかかるので注意してください。
また、貸出可能な年齢は13歳以上、貸出時には写真付き身分証明書が必要となります。
鉄道沿線の移動には秩父鉄道のサイクルトレインが利用できるので、ちょっと遠い観光スポットにも行けそうですね。
料金
2時間以内:300円
4時間以内:500円
8時間以内:1,000円
営業時間など
9:00~17:00(最終受付15:00)
定休日:年末年始
問い合わせ先
おもてなし観光公社
TEL:0494-26-6260
web:レンタサイクル(秩父観光協会)
春の秩父旅・1日目|羊山公園芝桜まつり
すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆さまお元気でしょうか。ネット浦島太郎の管理人です。
GW以降ちょっとバタバタしていて、約1ヶ月も間が空いてしまいました(-_-;)
さてさて春の秩父旅。前回は移動編をお送りしました。本日は1日目、西部秩父駅に到着したところから始まります。
旅程
- 8:44 名古屋駅発のぞみ乗車
- 10:16 品川着
- 10:30 JR山手線・外回り(渋谷・新宿方面)乗車
- 11:00 池袋駅着
- 11:30 特急ちちぶ(レッドアロー)乗車
- 12:48 西武秩父駅着
天候と服装
天気と気温
晴れ
最高気温13.5℃ / 最低気温1.9℃
前日雪が降った影響もあったのか、名古屋と比べると寒かったです。
服装
中綿入りジャケット、薄手のフリースパーカー、長袖Tシャツ、アンダーウエア(モンベル ジオラインL.W)、トレッキングパンツ(3シーズン用)、タイツ、ウール靴下、トレッキングシューズ(コロンビア)
今回の服装はちょっと失敗でした。
昼間はこの服装でちょうど良かったのですが、夕方頃からはこれだけでは寒い寒い!前日に大雪が降ったせいもあるかもしれませんが、もう一枚防寒着が必要でした。
実は迷ったんですよね、インナーダウン持ってくかどうか。置いてったことを超後悔…。
次に4月中旬の秩父へ行く時には、インナーダウンも持ってく。絶対!
羊山公園・芝桜の丘
西武秩父駅に到着し、徒歩で羊山公園へ向かいました。目指すは公園内にある芝桜の丘。
羊山公園の近くにあるホテルを予約していたので、旅行リュック=オスプレーフェアビュー40は背負ったまま行きました。
超絶背負いやすいオスプレーフェアビュー40様にかかれば、2泊分の荷物なんて軽々ですから。(本当は着替えくらいしか入ってないからさほど重くない。笑)
西武秩父駅を背にどんどん直進すること数分。住宅街を抜けると桜並木がお出迎え。4月中旬に桜が見られるとは〜!嬉しいです。
地図を見ると、ここは羊山公園の入り口あたりのよう。芝桜が咲く芝桜の丘へはまだまだ歩きます。ちょっとキツイ坂道ですが、頑張って歩きましょう。
芝桜の丘へと続く桜の道。きれいだなぁ。立ち止まってはしばし桜を眺め、写真を撮り撮りゆっくり歩きました。和む〜♪
桜だけじゃなく、こんな可愛い黄色い花も咲いていました。
20分ほど歩き、芝桜の丘に到着〜!思っていた以上に広〜い!芝桜と桜と武甲山のコラボがめちゃめちゃきれいです。
芝桜は、咲いてるところと咲いてないところとまばら。
今年は4月に強い寒の戻りがあったためか芝桜の開花が少し遅れたそうで、私が行った4月中旬は見頃までもうちょっとな感じでした。
でも、桜はまだ満開!芝桜の絨毯の向こうに桜並木があって、とってもきれいでした。
桜の合間から武甲山。武甲山はどこから見てもカッコいい。
上の写真の手前(右)の桜は白い桜。
ピンクの桜を見ると、ふわふわ淡いピンクで画面をいっぱいにしたくなる管理人。「ありがちだよな〜」と思いつつも、ついアップで撮ってしまいます。
で、季節の終わりには似たような写真でPCがいっぱいになるっていう(笑)
冠雪の武甲山と桜。
芝桜の丘の近くには羊さんもいます。もちろん会いに行くよね。
ガングロ羊さんは一心不乱にお食事してらっしゃいます。
こちらの羊さんは小屋の中でアンニュイな表情。
羊山公園内では秩父路の特産市も開催されていました。
山菜の天ぷらやスズメバチ入りの蜂蜜(!)、秩父いちごなどの特産品や、木製品やとんぼ玉などの土産物が並び、見ているだけでも楽しい。
管理人は秩父いちごを買ってみました。1カップに3、4粒入っていて200円。
めっちゃくちゃ美味しかった!!写真撮り忘れるくらい美味しかった!!
秩父いちごは初めて食べましたが、酸味がほぼなく、とっても甘い。そして、一口かじるだけで果汁がこぼれ落ちるほどジュ〜シ〜でした(≧▽≦)
さて、時計を見ると針は15時半を回っています。だんだん気温が下がってきました。そろそろホテルへ移動しましょう。
羊山公園 基本情報
〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6360
web:羊山公園(秩父市公式サイト)
みやびホテル
羊山公園から徒歩10分程でしょうか。本日の宿泊先、みやびホテルに到着しました。
みやびホテルは社員寮をビジネスホテルにリノベーションしたホテルで、お部屋の作りはワンルームマンションです。
玄関で靴を脱いで部屋に上がるので、自分の部屋のように感じて寛げました。お部屋も広めで良かったです。
ベッドもふかふかで気持ちよかった!
リーズナブル(素泊まりで5千円くらい)だし、寝るだけの部屋としては◎です。
ただ、ユニットバスが使いにくいのが難点かな。
エコキュートで1日に使えるお湯の量が決まっており、バスタブにお湯をためるとシャワーが使えない(お湯がなくなる)とのこと。お湯の残量がわからないので、残量を見ながら湯量をやりくりすることもできません。シャワーを浴びる分には問題なさそうですが、湯船に浸かりたい人にはツライですね。
ただ、近くに温泉「祭の湯」があるし、部屋着や歯ブラシなどのアメニティも揃っているので(この価格帯のホテルだとアメニティがないところもあります)コスパはいいです。
みやびホテル 基本情報
〒368-0032 埼玉県秩父市熊木町24-14 B棟
TEL:0494-26-6280
web:みやびホテル
西武秩父駅前温泉 祭の湯
湯船に浸かりたい管理人は、てくてく歩いて西武秩父駅にある「祭の湯」へ行きました。ホテルから西武秩父駅までは徒歩10分程度です。
「祭の湯」は、温泉とフードコート、土産物店が一体化した複合施設。
外観の写真しかありませんが、広くてきれいで、シルク風呂や炭酸泉、露天風呂があってとっても良かったです!
温泉エリアの中での飲食やマッサージなどはすべて鍵付けで、帰りにまとめて精算できるのも便利でした。
フードコートエリアでは、わらじカツやラーメンなどのお食事の他にジェラートも食べられます。これはかぼちゃ味。かぼちゃアイス大好きです。
地酒のちょい飲みができるコーナーもあるので、日本酒好きにはたまらないかも。
お風呂を出ると辺りはすっかり暗くなっていました。夜桜がいい感じだったのでiPhoneで撮ってみたけど、イマイチ。
最近コンタクトをしてるとスマホやデジカメの画面が見えづらく、ピントが合わせられません。老眼が進んだのかしらん(^_^;)
西武秩父駅前温泉祭の湯 基本情報
〒368-0033 埼玉県秩父市野坂町1-16-15
TEL:0494-22-7111
web:西武秩父駅前温泉 祭の湯
武島家の芝桜巻きセット
この日の夕食は、羊山公園の秩父路の特産市で買っておいた「武島家」さんの芝桜巻きセット。
「武島家」さんは大正創業の老舗だそう。芝桜期間の限定品ということで買ってみました。限定品に釣られるお年頃ですw
中は秘伝のタレを使用したいなり寿司と太巻きのセット。
このいなり寿司、1つが手の小さい女性の握りこぶしくらいあります。デカすぎるー(笑)
太巻きもでかい(笑)
いなり寿司のお味は、超〜〜〜甘かったです。そして醤油からい。濃ゆくて独特の味付けでした。
太巻きもいなり寿司と似たようなお味で、どちらも東京の醤油の味がお好みの方に好まれそうな味わいでした。
ごちそうさまでした♪
春の秩父旅・移動編|特急ちちぶ・レッドアローでいざ秩父へ!
埼玉県秩父市に一人旅しました。
まず目指したのは羊山公園。
羊山公園は芝桜の名所のひとつで、毎年4月中旬頃から芝桜まつりが開催されます。今年2019年は4月12日(金)~5月6日(月)の開催だったので、混雑する前に…ということで管理人は開会前日の4月11日に行ってきました。
秩父までの移動は西武秩父鉄道の特急ちちぶ・レッドアロー。秩父旅行では車窓に広がる美しい景色を見るのも楽しみの一つ。しかもこの日はお天気も良く、ロケーションばっちり。楽しみです♪
特急ちちぶのの車窓から見た美しい景色
池袋駅からレッドアローに乗り込みいざ秩父へ。
池袋から西武秩父駅までの所要時間は1時間18分。仮眠を取るにもお弁当を食べるにも丁度いい時間です。
管理人は池袋駅で買った武信のメンチカツサンドを頬張りながら、車窓の景色を楽しむことにしました。
武信のメンチカツサンド。ふわっと柔らかいメンチカツに甘めのソースがよく合って、美味しかった♪
食に勤しむ管理人を乗せ、列車は順調に進みます。
発車から40分ほど経ったところでしょうか。いつの間にか窓の外は街から田園風景に変わっており、山間に桜を見かけるようになりました。遠目だから細かいことはわからないけど、きれいに咲いています。
写真を撮りたくなるようなシーンがいくつかあったのですが、そこはやっぱり電車の中なので、気づいたタイミングによってはもう通り過ぎちゃってて…。
つまりシャッターチャンスを逃してました(笑)
そして遂に、池袋を発車して1時間ほどのところで見事な桜をキャッチ!美しい!
今年の4月は暖かくなったと思ったら寒の戻りが2度もあり、この前日の4月10日には関東方面で沢山の雪が降りました。そのおかげで桜が持ちこたえてくれたんですね。長く花を楽しめて嬉しいです。
日本昔ばなしに出てきそうな景色ですね。なだらかな山の稜線や少しくすみのある色合いが、日本ならではの雰囲気です。情緒があって素敵。
あらゆることが凄まじいスピードで近代化・変化していく現代。気がつけば街の様子が変わっているのが当たり前になってしまったけれど、こういう景色はずっと残って欲しいと思います。勝手ながら…。
いくつかのトンネルを超えて、武甲山(ぶこうさん)が見えてきたらもうすぐ到着です。上の方がまだ雪に覆われていてきれい。
武甲山(ぶこうさん)は、標高1304mの秩父の代表的な名峰。山頂からの眺望が素晴らしいと人気だそう。その雄々しく堂々たる佇まいは圧巻。
特急ちちぶの車両について
西武秩父鉄道(池袋→西武秩父駅間)の特急列車は、以前から運行しているレッドアローと2019年3月に運行デビューしたラビューの2種類あります。(2019年4月現在)
管理人が乗ったのはレッドアロー。座席が広く窓も大きいのでラクちんです。
ラビューは黄色い内装に宇宙船のような形が話題なので乗ってみたかったのですが、今回はご縁がありませんでした。次に行った時は乗れるといいな。
この景色が見られる座席は右側
特急ちちぶはレッドアローもラビューも飯能駅で進行方向が変わります。座席はそのまま。
ちょっとわかりにくいので簡単な図を作ってみました。
上の図を例にすると、池袋から飯能までは先頭車両が1号車だけれど飯能からは5号車が先頭車両となります。
座席は、(池袋から乗る際の)左側A、Bと、右側C、Dの4列シート。
管理人が乗ったのは、右側(池袋から乗る際)です。武甲山が見たかったので右側を指定しました。
日本昔話の世界のような山間の景色が見られるし、武甲山が見えた時に「あ、秩父に来たー!」という感動も味わえるので、管理人は右側推しです。
特急ちちぶの特急券はSmoozで予約購入できる!…けど、ちょっと不便な点も
特急ちちぶは全席指定です。乗車するには乗車券と特急券(指定券)が必要です。
Smoozとは、その特急券がオンラインで買える西武鉄道のチケットレスサービスのこと。
会員登録をすれば、乗車日の1カ月前の7:00から発車時刻前までオンラインで特急券の予約購入ができます。しかも座席指定も可能です。
便利だし、混雑する時期は事前に座席が確保できるので安心です。
ただ、旅行者として利用してみて不便だなと思う点もありました。
急いでいる時に使いにくい
特急券を購入するには、まず「クレジット積立」のページで積立金を入金しなければなりません。
残高が充分残っていればすぐに特急券を購入できますが、残高が足りないと入金する手間が必要になります。
管理人は帰りの特急券を駅に着いてからSmoozで購入しようとしたのですが、入金忘れで残高不足。ありゃ、しまった!
そのままSmoozで特急券を購入するには、お財布からクレジットカードを出してセキュリティコードを確認して、積立金を入金して、それから特急券を購入しなければなりません。
…うーん、面倒w
ということで結局券売機で買いました。道端でクレジットカード出したくないですし(^_^;)
このシステムは急いでいる時は不便に感じました。
残高が必ず残る
積立金は、交通系ICカードと同じで1,000円から千円単位でしか入金できません。そのため、どうしても残高が残ります。
退会すれば返金されるけど、せっかくなら旅行者も気軽に使えるよう利用金額のみ支払えるようになるといいのになぁと思いました。
尤も、旅行者の利用はあまり想定していないのかもしれませんが。
でもSmoozは便利!
とは言え、ネット予約できるのはやっぱり便利!特急券がネット予約できないローカル線もありますしね。
それに、座席指定できるのが何より魅力的です。
何度も秩父へ行く人には、旅行であってもとっても便利だと思います。管理人は来年もまた秩父へ行く予定なので、これからもSmoozを利用する予定です。
Smooz公式サイト web:西武秩父鉄道:Smooz